第957話 大八州の問題解決
「借家問題の夢を見たよ」
「へー、どんな?」
「自分の家があるのに借家を見学」
「そりゃ妙だ」
「意味は深いかな?」
「かもよ…」
「難解だね」
・・・
日本は、「大八洲」と呼ばれる。
しかしそれは、「ヤーのシマ」という意味になり、
「イハのシマ」でなくなっている。
■正統が消されていた日々
過去の脅威の中で、最大の空白は明治期以降だ。
→ 「天皇家の空亡」
正統の天皇が座るべき地位にいなかった。
そのまま戦争に突入し、焼け野原となった日本である。
戦後の時期もまだ正常化に届いていなかった。
このため、「正統」は神道じゃなく、仏教の組織に匿われ、生き延びていたと判明。
彼は、アメリカのトランプ政権が進めた鬼掃除によって這い出す事が可能となった。
ホワイトハットの助けがあったお陰だ。
その「正統天皇」が、トランプ勢力との調印を行ったという。
つまりこれは、「シロの勢力」が仏教の中から天皇を救い出したという形になる。
■誰をいちじくとすべきか?
「隠す組織」は「いちじく」と呼ばれるので、この場合「仏教だろう」と位置付けて正解なのか。
しかし、天皇家の系譜を隠していた神道はどうなるのか?
まるで、一種の源平合戦だ。
しかし、確証を得ているわけでもない。
ただ言えるのは、神道にも仏教にも陰りが生じている・・・という現実である。
日本という家は、どうなってしまうのか?
『大八洲』を「ヤーのシマ」と読めば、それが大きな再編成を受ける事が明らかになる。
中心は「伊勢」であり、燃えさしとなった日本に残された望みなのだ。
過去記事より:
第27話 伊勢神宮の奇跡 - 白石宇井とは何者か(ヒロソ) - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054922134177/episodes/16816452220150635543
付録より:
神力とは何か 『神力 ―― すなわち神を現象的・物理的に認識しあげつらう表現は、すでに敬神の本質とは無縁の世界である。まことなる敬神は、奇跡やご利益の条件付ではなく、無心天真の嬰児がたらちねの母親を慕うごとく、ひたすらなる敬慕と随順である。
・・・
嬰児の心にかえる、民族の初心にたちかえる、そこに救いがあり、そこから迷いなく汚れなき人生に再出発する。それがまことなる敬神の道であり、 「神のあかし」 である。 「神を見る者」は、行住坐臥森羅万象にそれを見る。奇跡やご利益を条件として「神のあかし」を求めるは外道であり、ついに永久に神を見ることはできない』
つまり「本物の信仰」とは、子が母を慕うようにその羽の下に潜り込む行為として描かれている。
マタイ 23:37
ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。
日本でのエルサレムは「平安京」。
そこに、真の母を慕う心があっただろうか?
なぜ靖国に逸れてしまったのか?
この先、『大八洲の問題解決』が控えている。
信仰心の問題として。
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