第907話 分類の大切さ

「良いサプリがあってね」

  「買うつもり?」

「うん、だけど、名を忘れた」

  「お店で聞けば?」

「でも名がないと無理」

  「確かに」


・・・

名は重要だ。

分類のために。



創世記2章(アダムの仕事は分類)

19 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で造り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見られた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。

20 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。



「動物に名付ける」という仕事を担っていたアダム。


ここにヒントがある。


アダムは管理者として動物を区別しなければならなかった。


そこでまず、「名付け」を行ったのだ。


当然の事だが、検索する「キーワード」を忘れたら結果も出てこない。


名前は大切なのだ。


ところが、ユダヤ教指導者は、創造主の名を「YHWH」に封じ込め、声に出しての「発音」も許さなかった。


「恐れ多い」


そんな理由付けである。

しかし、創造主が一人だけの世界なら「主」で通るが、今のように雑多な神々が乱立している中で「名無し」が通用するだろうか?


確実な分類も出来なくなる。


これは勿論、鬼が画策した「名前消し」である。


創造主の名を自分たちが奪い取り、人類の崇拝を引き付けるという目的があったのだ。


そして、学者たちは見事に騙され、「ヤハウェ」だと思い込んでいる。


一般人は、学者先生のいう事に従うしかない。


こうして、神の名は見事に置き換えされ、「夜(や)の神」が世界の崇拝を受ける形になった。




 ■「岩の上」に目覚めた


神の子イエスは、世の中を二分する神の名を「岩」と「砂」に分類している。


創造主が「岩の上」という名である事を弟子に教え、対抗する神が「砂の上」に立って世を支配すると教えた。


選民→ 岩の上に建つ家

諸国民→ 砂の上に建つ家


子供にも理解出来るよう、神の名を残してくれたのだ。


砂の神は「夜の神」でもある。


創造主の名は「岩ノ上」で

日本の国は、その立場。


他の人々は「ヤハウェ」(夜半の上)を崇拝している。


我々は、分類の大切さを知っているのだから、間違わないようにしたい。


創造主は古語で「イハウヘ」。


古来からその呼び名で知られ、特別視されていたのだ。


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