第899話 見事に消された神の名

「創造主の名が出ない」

  「ウェブで調べたの?」

「そう、固有名詞が無いのよ」

  「あー、そりゃそうだ」

「なんで?」

  「鬼の天下だから」

「なるほど」


・・・

ウェブで調査したが、創造主の名が完全消滅している。



世を支配してきた世の神が、

本物の神(創造主)の名を残しているとすればむしろ不思議。


それはヘマである。


赤い龍は、女を追い掛けて混乱させ、出来れば葬ろうとした。


これはノアの大洪水と同じで、「証拠隠滅」という処理だった。


しかし、「女」は水に流されず神の名も底に残された。


だからこそ、龍は怒りに燃えたのだ。


彼が考えたのは、自分の選民を構築し、古代から続いた「女」(神の民)の地位を奪う事であった。


現代社会に根付いている神の民イスラエル・・・


こうした経緯から考えて、世界に創造主の名を教えるだろうか?


ウェブで調査しても、創造主の名(YHWHの詳細)が出ないのはそのためだ。


イエスの時代のサンヘドリンでさえ、神の名を知らず、民にも知らせていない。


それを復元したのは唯一、神の御子であった。


そしてそれは、隠された神の民に埋没している。


今、夜明け前の時期であればこそ、世界は神の名を知らねばならない。




 ■赤い龍は神の名を消した


ウェブの中を調査し、聖書に整合する神の名を見つけようとしたが無理だった。


全世界を「夜の神」が支配して来た歴史から、復元できるはずもない。


以下神の名の資料:


◉岩をさす言葉は 2つ | "永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう? https://ameblo.jp/echad2010/entry-11499888849.html



資料より:

岩であるが、 ギリシャ語で、岩という言葉は、二つの言葉で 表される。 Petros=ペトロス 男性名詞(Masculine gender) ペテロの、名前は Petros これである。 一つの岩、石、 動く、不安定、別の場所に移動する、 転がる そういう 石である。 もう一つは、Petra=ペトラ 女性名詞。



※注釈 イエスは日本で「石」と認識されるが「移動する岩」(転がる岩)とも表記される。



申命記 32:4 4 主は岩。主のみわざは完全。まことに、主の道はみな正しい。 主は真実の神で、偽りがなく、正しい方、直ぐな方である。




2サムエル 22:2-4

2「主はわが巌、わがとりで、わが救い主、

3 わが身を避けるわが岩なる神。わが盾、わが救いの角、 わがやぐら。私を暴虐から救う私の救い主、私の逃げ場。

4 ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、 私は、敵から救われる。



使徒4:11

11 『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石が、 礎の石となった』というのはこの方のことです。


これら上のみ言葉の中に出て来る岩は、 みな ペトラである。


(引用感謝)



◉岩 を ヘブライ語 - 日本語-ヘブライ語 の辞書で| Glosbe https://ja.glosbe.com/ja/he/%E5%B2%A9



◉古代史の鍵を握る「鶴」 – 日本とユダヤのハーモニー&古代史の研究 https://www.historyjp.com/article/31195/



◉聖書の本文批評に詳しい方に質問いたします。 - ハバクク1:12(新共... - Yahoo!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026500455?fr=sc_scdd&__ysp=5Y%2Bk5Luj44OY44OW44Op44Kk6KqeIOWyqQ%3D%3D



以下資料より:

「あなたは死なれることがありません」。ヘブライ語,ロー タームート。


これが元の読み方であったが,ソフェリムはそれを変えて,ロー ナームート,「わたしたちは死ぬことがありません」と読むようにした。

要するに、「あなたは死なれることがありません」の方が元です。 今日に伝わる聖書の写本で最も古いものは,死海文書に含まれていて,西暦前の3世紀ないし2世紀ごろ。「聖書のどの部分にせよ,それより前の時代の写本は見つかっていない」ーーー


中近東の諸言語や考古学の研究者であるアラン・R・ミラード教授。 このことからすると、ソフェリムの活躍していたころより古い写本は見つかっていないことになる。


(引用感謝)



過去には印刷技術が無かったので、聖書は、ソフェリムが伝えた。


翻訳史04|聖書は写本で伝えられた - 日本聖書協会ホームページ https://www.bible.or.jp/know/know09.html



そうした時代よりも古い時代に、創造主の名が知られており

「YHWH」が残されている。


この神聖四文字に合致しないなら、それは正式な神の名ではない。


我々が求めているのは「固有名詞」であり、「普通名詞」では祈りに使えないからだ。


崇拝を奪いたい「世の神」が、自分が支配して来た文明社会に、創造主の名を残しているとすれば、それはむしろ不思議である。


結局、ウェブから安易な検索で創造主の名を探そうとする方が無駄な努力だと言わねばならない。


鬼と戦うこの私に、その名が託されているかどうかは知らないが、私自身はむしろ、ウェブに見当たらない事を喜んでいる。


「イハウヘ」は「見事に消された神の名」であり、光の時代にその全容が判明するのだろう。


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