第898話 賽の河原は鬼カバラ

「日本語の『皮』って『カバー』だね」

  「そう、訛ってるだけ」

「なら『河原』も『カバラ』?」

  「それを考えてた」


・・・

「賽の河原」という語がある。


「積んでは崩し」の状況を教えている。


「賽」の部分は「サーイ」(悪魔)という意味だろう。



資料:

◉古代ヘブライ語から日本の歴史を考えてみる | シュタイナーから読み解く神秘学入門 - 楽天ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/5dolphin/diary/201202220000/?scid=wi_blg_amp_diary_next



「河原」の部分を「カバラ」と読めば、奥が深い。



◉499,カバラに見る悪魔の教え | ヨーガに沿った素敵な生き方と心の豊かさ https://ameblo.jp/manakapua/entry-11467207436.html



以下資料より:

逆カバラは

①物質主義からスタートし、

②不安定

③貪欲

④色欲(性欲)

⑤醜悪

⑥残酷

⑦無感動

⑧拒絶

⑨愚鈍

そして最後に

⑩無神論(神を否定するがゆえサタンと呼ばれる境地)に到達する…


(引用感謝)



つまり、現代はそっくり逆カバラの状態にあり、「積んでは崩し」を繰り返す宿命を帯びていた。


これに関与しているのは「災の神」であり、人類の結託を散らしつつ強引な支配を行って来たわけだ。



創世記11章(「バベルの塔」)

1 全地は同じ発音、同じ言葉であった。

2 時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。

3 彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。

4 彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。

5 時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、

6 言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。

7 さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。

8 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。

9 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。




ここでの「主」こそ『世の神』であり、イエスが救うべき人類をずっと支配してきた「鬼の棟梁」であった。



「賽の河原」を「サーイのカバラ」と理解すると、人類は鬼によって「積んでは崩し」の境遇に追い込まれ、それを受け入れて来たという話になる。


「カバラ」はヘブライ語の「伝承」であり、「受け入れ」という意味もある。


アダムとイブが受け入れた「善悪の知識の木」(組織)こそ、賽の河原の鬼組織であったのだ。


文明を築いては破壊され、また構築する・・・


そうした境遇に追い込まれ、その受け入れを余儀なくされている人類は、拒否を知らないのだろうか?


いや、人類は一度「バベルの塔」の頃に結託し、「構築と破棄」に翻弄されないよう「団結」を考えた。


その結果、鬼は逆に「分裂」を送り込んで来たのだ。


そこからは、互いに反目しあって生きるしか道がない監獄のような状態にされていた。


日本の先人は、この実情をイエスから教えられ、「賽の河原の伝承」として子孫に残したのだろう。


そして終わりの日。


理不尽な世の神の支配を抜ける道がやっと見え始めた。


「鬼のカバラ」が我々を縛って久しいが、これからは「イハウヘ」がそれを許さない。


御子の朝が来る。

期待して待とう。


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