第849話 金持ちにパニック

「『嵐』が来そうだ」

  「徴候ある?」

「株のチャートが変」

  「あー日銀の」

「そう、ストップしてる」

  「どうするか考えよう」

「株持ってないよ」


・・・

密かな徴候が生じている。

確かに異常だがマスコミは報じない。



日銀のチャートが異常

https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/c57637412a80bebb18b3c21349e0e26b



これはイエスの言葉にあるのだが、「救いが近い時」の状況を教えている。


→ 「ショック状態」を通過




マタイ19章(ラクダと針の穴)

16 すると、ひとりの人がイエスに近寄ってきて言った、「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」。

17 イエスは言われた、「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」。

18 彼は言った、「どのいましめですか」。イエスは言われた、「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。

19 父と母とを敬え』。また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」。

20 この青年はイエスに言った、「それはみな守ってきました。ほかに何が足りないのでしょう」。

21 イエスは彼に言われた、「もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい」。

22 この言葉を聞いて、青年は悲しみながら立ち去った。たくさんの資産を持っていたからである。

23 それからイエスは弟子たちに言われた、「よく聞きなさい。富んでいる者が天国にはいるのは、むずかしいものである。

24 また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。

25 弟子たちはこれを聞いて非常に驚いて言った、「では、だれが救われることができるのだろう」。

26 イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」。




ヘブライ語でこの聖句を見ると、



「ラクダ」の部分は

「綱(ヘベル)」と書かれている。


確かに、「太い綱」は針の穴に通せない。


※ ヘブライ語での「ラクダ」は『ガマル』なので、今の聖書翻訳が奇妙な形に変化した…という指摘があるわけだ。


しかし実は、このような変遷も神の計算に入っていたと考えている。




 ■現代に教える意味


もし、金持ちの青年が全財産を携えて移動する場合、移動手段として「ラクダ」が必要になる。


歴史を見るとイエス以後、西暦七十年頃のユダヤは戦争に突入して滅んでいる。


友好国であったローマとの戦争に陥ったのだ。


エルサレムはローマ軍に包囲され、人々は逃げ出せなくなってしまった。


つまり、「ラクダは『張りの穴』」(見張りの穴)を通れない。


体ひとつなら何とかなるかも知れないが


金持ちが全財産をラクダに乗せて逃げ出そうとしても難しい。



我々がこうした解釈が出来るのも、「綱」が「ラクダ」と翻訳されたからである。


つまり歴史には天の神の力が働いて「光」を後世に届ける仕組みが働いているのだろう。


これを知れば、我々がこの時期、何をすべきかも判断できるのではないだろうか。


やはり、金持ちが財産を抱えて神の王国に入るのは非常に難しい状況になる。


『金持ちにパニック』


それだけは確かだろう。


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