第839話 現代版「石打ち」の刑
選民は過去、罪人の処刑に参加していた。
→ 石打ちの刑
これは勿論、重大な犯罪とされる場合だが、過去には「安息日の違反」にも適用された。
ご存知のように、「安息日に山で薪を集めた男」が処刑された話がその一つ。
民の知識では判断できないので、保留状態に置かれていた。
その時、「処刑せよ」と告げた神がいた。
「誰?」
→ 鬼だ
「ヤイヤイ談義」を知る人なら、それに気付くだろう。
現代の人々は賢くなっている。
「福音書を知っているから」
つまり、「ヤイヤイ談義」の推進者は御子イエスだったと考えられる。
それで、今の選民なら「薪の男」に石はぶつけない。
日本語なら、この洒落が通じる。
「石をぶつける」は
「意志をぶつける」に等しい。
聖書記述を、現代版として考えてみよう。
「日曜日」、家族のために山で薪を集めていた男を、誰が処刑するだろうか?
家で待つ家族の気持ちを思えば、とんでもないミスジャッジである。
旧約時代はそれが読めなかったが、御子が来てからの弟子たちはそうした間違いをしない。
だから今の世界に、間違えた石打ちを考えるキリスト教徒はいないだろう。
その意味では、日本もキリスト教徒だ。
■最高位に向ける石
仮に、日本の最高位である天皇が間違いを犯したとしよう。
それを知った人々は、結果の重大さを知った時、「石」ならぬ「意思」を投げるのではないだろうか?
仮の話だが・・・
この先、世の中が夜明けの明るさ(情報公開)を経て、知識が浸透する。
その結果、悪事を行っていた勢力に向け、社会全体が激しい「石投げ」(つまり意思投げ)を始めるに違いない。
上位にあるほど、激しく、強烈な石が飛んで来る。
これが、この先に予想される
『現代版・石打の刑』となる。
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