第815話 引換券を持つ人々
「どうしてもわからんなー」
「また夢の解明?」
「そう、届け物の夢」
「どんな?」
「水のタンクでね」
「うん」
・・・
届ける途中で蓋が開き、
水が少し溢れた。
「あれ?なんか動いてる!」
それは、「稚魚」。
(ジャコのような)
幸い一匹だけだったので拾ってタンクに戻した。
ここで目が覚めたのだった。
「解明は不可能かな」
直後はそう思うのだが、後から頭に浮かぶヒントがある。
「それは『引換券』のようなものだ」
→ 育つまで益は生じない
■後から浮かぶ啓発
この夢は、「人の善行がいつ戻るか」を教えているのだろうか?
人は人生の中で、「貧しい人に与え」、「困った状況を助け」、「病人を見舞ったり」しながら自分の善意を発揮している。
マタイ7章
21 「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。」
当然、限界もあるから、小さい者は小さいなりの善行・・・
彼がもし高い立場にあれば、大きな善行が行える羨ましい立場にあるわけだ。
終わりの日に、それぞれ福音書にあるような、ご主人からの返礼を受け取る場面が生じるのだろう。
しかし、これはまだ答えじゃない。
ここで、「稚魚の配達」というのが意味不明だった。
「何を教えているのだろう」
これらを「育てなさい」?
確かに、私の考察などまだ未熟だから、人々に育ててもらう必要があると思う。
しかし、私自身、気ままな考察を続けているだけで、仕事を作って押し付ける気も無かったのだが、誰かが負担に思うような状況が生じているのだろうか?
稚魚の育成は、種蒔きと違って、水質に気を使い、放置できない仕事だが、それは趣味の領域。
お届けも、好きな人が求めてくれるから、そこに配達するので、当然、注文無しでは成立しない。
いずれにしても、配達依頼をしてくれた人は、将来「何かが受け取れる引換券」を得たようなものじゃないか…と考えたりする。
こんな解釈どうだろう?
詳細は、そのうち来るのだろう。
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