第789話 祈りの考察2

「祈りが通らないね」

  「うん」

「なんで?」

  「呼ばないから」

「えっ呼んでるよ」

  「大多数が名を知らない」

「そうか」


・・・

こんな当たり前の事を知らず、祈りが通じないで悩んでた。


子供でも、「名」を呼ばない相手は来ないと知っている・・・


聞こえないなら『声』を大きくするしかない。


「神に来てもらう」

「名を呼ぶ」


みんな知らないなら、名を教える。


→ 名の「普及運動」


多数が呼べば、声が大きくなって、神の動きが始まる。


井ノ神は不動だが、その御子の「太陽」が来る。


「夜明け」が始まる。


実に明快だ。



しかし鬼は、大勢が気付く前に阻止しようと邪魔を入れる。


ならば、鬼と戦う方法を、みんなに教える。


そして、

井ノ神への大合唱。




 ■名を唱える仲間


「井ノ神」や「伊の神」の名を唱える仲間は日本に大勢存在。


井上さん

井口さん

伊藤さん

飯田さん

伊場さん

岩田さん

岩本さん

岩下さん

五木さん

居本さん

伊倉さん

伊地知さん

伊万里さん

伊方さん

伊予さん


韓国の仲間を入れてもいいかな。


李(い)さん


神の名を普及させるフォーラムを開催して一気に・・・とか。


知らずに「発音する」のと、

「これが神の名か」と知って呼ぶのとは、意味が違う。


知らずに呼んでも「念」がこもらない。

だから「念波」を発しない。


→ 「井」に「意」を込める


こうして、まず神の御登場を願おう。


通信回線を繋いでもらって、祈りに調和。


すると、


「何だい?」

「呼んだ?」


と神のお出まし。


何しろ、

「神の名が『イ』(衣)」だなんて世界の誰も知らない。


『衣』が脳裏に無いと、『裸の恥』を晒してしまう。


聖書にも、そう書かれている。




黙示録16章

15 (見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)




祈りの前に、衣を配る「運動」が必要だったのだ。



『祈りの考察』は教えてくれた。

「動け」と。


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