第751話 屋上で広められる
「イエスはネット社会を知ってたの?」
「そうみたい」
「聖句はどこだっけ?」
「これかな」
・・・
ルカ12 章
その間に、おびただしい群衆が、互に踏み合うほどに群がってきたが、イエスはまず弟子たちに語りはじめられた、「パリサイ人のパン種、すなわち彼らの偽善に気をつけなさい。
2 おおいかぶされたもので、現れてこないものはなく、隠れているもので、知られてこないものはない。
3 だから、あなたがたが暗やみで言ったことは、なんでもみな明るみで聞かれ、密室で耳にささやいたことは、屋根の上で言いひろめられるであろう。
4 そこでわたしの友であるあなたがたに言うが、からだを殺しても、そのあとでそれ以上なにもできない者どもを恐れるな。 5 恐るべき者がだれであるか、教えてあげよう。殺したあとで、更に地獄に投げ込む権威のあるかたを恐れなさい。そうだ、あなたがたに言っておくが、そのかたを恐れなさい。
確かにイエスは、現代の事情を見抜いていた。
→ 個人や組織の評判・汚名は永遠に残される・・・
国民が食い物?
https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/1e44ea0e701dba5a734f2af98d2d95d0
抗癌剤は、『寿命短縮』の目的で使用されたのだろうか?
深層はやがて、明らかになるとイエスが教えている。
有史以来、これ程特殊な時代は無い。
特に今、上層部の真相が明らかになりつつある。
良い評判を残そうとしても、悪い評判がその上を覆ってしまう。
「ロンメル死」という言葉も有名になっている。
『地獄に投げ込む権威』への恐れが現実になる時代が来るのだろう。
私自身も、『無知な子供』を反省する日々に暮らしているが、上層部がここまで鬼にやられているとは思わなかった。
「夜明けが急速に進む」…はこのような状況であり、社会常識とされていた「良心的判断」は権威者に通用しない…と納得出来た。
イエスの時代のサンヘドリンは、ユダヤ高等法院として神聖な地位にあり、「批判など畏れ多い」とされていた存在だ。
しかし、神の子としてのイエスがその裏事情を暴露してしまい、「真実の『太陽』を処刑した」という汚名も現代にまで残されている。
「神の国」として日本の行く末に期待していた私自身も、次々に出て来る腐敗の現状を残念に思いつつ見守っている。
これほど特殊な時代があるだろうか?
『屋上で広められる』
そう告げた御子の言葉は、驚くべき予言であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます