第750話 意思表示

「我々って『子供』?」

  「なんで?」

「イエスが言うから」

  「それは多重の意味だ」

「鬼との関係であれば?」

  「『子供騙し』をされた!」

「どんな意味?」


・・・

子供は目隠しに弱く、意思表示が稚拙・・・


だから思い切り翻弄され、騙されて来た。


『悪意の大人』に。




 ■『子供』の人類史


人類史は、


意思表示に始まり、

意思表示に終わる。


エデンの詐欺で支配権を得たのが始めからの蛇。


イエスが「世の神」と表現した。


人類はその神の懐に入って食い物にされたのだ。


偽の神を崇拝させられ、戦争や飢饉で命を奪われ、病魔に苦しんでいる。


黙示録に書かれている通りなのに、簡単な脱出方法さえ知らない。


→ 封じられている




 ■実に簡単な脱出法


エデンの意思表示を人類の両親が打ち出した。


「この組織を選びます」


善悪の知識の木(組織)が

→ 神として権利を得た



それでその組織は、天からの干渉を拒否。


天軍は手が出せない。



「子供たち」・・・


それがイエスの言葉にある場合、『子供騙しに引っ掛かっている人類』…というヒントでもある。


鬼は「権利」を盾に言う。


『余計な知恵を付けるな』

『干渉するな』

『教育の権利は我々にある』


しかし、「鬼支配の弊害」を教える事が「余計な知恵」だろうか?



結局、『子ども自身』が「鬼の箱入り」となった自分に気付き、「祖先の選び」をリセットするしかない。


その権利を持つのは、

現代の子供たち(人類)である。


「鬼支配はいらない」


それをはっきり公言しよう。


この簡単な「意思表示」一つで、天軍は行動が起こせるのだ。


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