第685話 ややこしい話
「赤ちゃんをヤヤコというね」
「うん」
「何でだろう」
「辞書はどうかな?」
・・・
【稚児】ヤヤコ
あかご。やや。
「語源はないね」
「知りたいね」
英語には
【yack】ヤク
ペチャクチャと無駄話。
「通訳」の『訳』にしては
内容が合わない。
【yada yada yada】ヤダヤダヤダ
1.ダラダラのつまらない話。
たわごと。
2.…など、うんぬん。
日本でも「やだやだ」と使う。
【yah】ヤー
1.やあーい、やいやい。
(軽蔑、挑戦、嘲笑)
2.上流階級の人。
【Yahweh】ヤーウェィ
(旧約)ヤハウェ。
※ 一般に知れ渡った創造主の名で、「エホバ」(YHWH+アドナイ)という合成の名も使われる。
この名は日本で「ヤベー」として使われている可能性もある。
→ Yahveh(ヤーベイ)
■正しい名を忘れて
創造主の名を、イエスから教わった先人が、それを忘れてしまった。
→ 鬼からの逆風
我々は、言葉の断片などから、それを復元するしかない。
ただ、「や行」から出るのは、「夜(や)の神」の雰囲気。
ここまで「消そうとする状況」を見せつけられては、むしろ「解明」が大切だと気付かされる。
そして、「ややこしい」という語句からのヒントは、「赤子の問題」だった。
【ややこしい】
込み入っている、複雑で煩わしい。
■「ややこ」はヤコブ?
結論から行こう。
→ 「赤子」はエサウ
→ 「ヤヤコ」はヤコブ
この二人は双子だったが、エサウが先に生まれ、ヤコブはあとになる。
しかし、「ややこしい話」を通して「長子の権」がヤコブに移った。
ヤコブは日本で、「奴さん」と呼ばれているのだろう。
(私見)
「ヤヤコ」という表現から、彼が当初「ヤハの子」だったという推理が可能となる。
※ 「あっ!鬼が消した!」
書き連ねていた内容が、後半そっくり消えてしまった。
(相当重要という意味だ)
思い出して書くしかない。
■夜から始まる選民
「ヤハの子」(夜半の子)というヒントを通して考えた。
ヤコブの子孫がエジプトまで移動し、モーセを指導者としてそこを脱出。
ホレブの山に二度登山し、「後の神」から「立場替え」をしてもらう。
※ それまでの選民は「ヤハの子」であった。
山を降りて来たモーセの顔が光を発していた理由は、
相手が「温情の神」であり、モーセは顔を輝かせて後の神を慕った…という意味だろう。
それでも、時代は夜中であり、光を見たのは「一瞬」だったのだ。
→ 夜の稲光
その後、約束の地に定着した12部族は、歴史的な『腰』の部分に達した。
ソロモンの時代を過ぎて、南北朝の分裂を経験する。
両方の足に踵があるように、ヤコブの子孫もそこで二分したのだ。
南に残ったユダ族に、神の子イエスが出現して、多くの教えを残したが、期間は三年半。
→ 稲光のイエス
瞬時の光であった。
しかしこの電撃で、世界の流れはキリスト教への流れを作る。
その後、二つの踵はどうなったのだろう?
■蛇に噛まれた日本
執拗な赤い龍は、世界中を戦争の渦に巻き込んだ。
ユダの末裔である日本も、大きな戦争に突入。
大敗北を被る。
創世紀に予告されていた。
→ 踵(ヤコブ)への一撃
蛇に噛まれ、国土を灰にされた選民は気力が失せたままである。
そこで、「もう一方の足」(十部族)の参加する勢力が、蛇の頭を砕くのだ。
今、それが現実となっている。
※ しかし、龍が生じさせた別の踵(選民)が存在している。彼らはどうなるだろう?
真相はもうすぐ、光の中に出るはずだ。
(朝だから)
『ややこしい話』だったが、
「二つの踵」は遂に、終わりの日を迎えるのである。
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