第684話 奴らをしょっ引け!

「裏の逮捕が随分進んだね」

  「うん、邪魔する奴ら消えてる」

「鬼は阻止に来ないの?」

  「光が恐いのかな」


・・・

過去、「鬼の天下」だった頃、

状況は逆だった。


→ 正義漢の逮捕・暗殺


それが、闇の中で続いて来たが、今は形勢が逆転している。


「本物の悪人」がしょっ引かれている。


驚きの変化だ。


鬼に光を放つ『賢明な御子』が臨済しているのだろうか。



賢明→ keen main



【keen】キーン(※ケーン)

1.熱心な、熱望して。

2.鋭敏な、頭の切れる。

3.風や寒さなど身を切る。

4.刃物が鋭い、よく切れる。

5.魅力の人物。



※ 日本で、上記「キーン」の発音は無意識に使われている。「耳が『キーン』とした」などと。…また、「ケーン」は「剣」や「剣幕」だろうか。



賢明の『明』は、取り敢えず以下を当て嵌めた。



【main】メイン

原義:力

主要な、中心となる。



「『名』士」は地元で

→ 『メイン』の士


だから発言力があって

土地の事情にも明るい。



天軍は、地上の正義漢たちに力を与え、鬼の輩を「しょっ引け」と告げているようだ。


しょっ引け→ shot pick keep


shot(討つ)

pick(摘む)

keep(確保)



『奴らをしょっ引け!』が、

天からの司令なら、


「ハルマゲドン」は「現在進行形」と読むべきだろうか?


暖かい『日の出』が待ち遠しい。


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