第681話 鍵は東北にあり
「『東北弁』って端折る言葉だね」
「そう、『どさ・えさ』で通じる」
「『どさえさ』?」
・・・
『どさ』→ どこへ行くの?
『えさ』→ 家(え)だよ。
まさに、必要最低限。
昔、東北旅行で、東北弁を教えてもらい、それが頭から離れない。
「日本ユダヤ」の謎にも、
こうした「シンプル言葉の鍵」が必要な気がする。
真理は→ シンプル
この構えが無いと、「暗中模索」・・・
「全くわからぬ」
■謎解きの鍵はシンプル
「あなた、この謎わかる?」
「まったく」
『まったく』の語彙を辞書から調べてみたが、難航した。
しかし、東北弁の発音と英語から解ける。
まったく→ まっだーく
→ mat dark
「mat」は『敷物』を指すが別の意味もある。
→ もつれさせる・こんがらがる
「dark」は『濁流』の「濁」だろう。
【dark】ダーク
原義:隠す→見えなくする→暗い
1.場所が暗い。
2.色が濃い。
3.黒い。
4.秘密の、隠れた。
5.(企み)邪悪な、腹黒い。
6.陰鬱、陰気、希望なし、不機嫌。
7.わかりにくい、あいまいな。
8.野蛮な、未開の。
9.打ち解けぬ、隠し立てする。
10.声が太い、低い。
「まったく」を「一語」で考えると、全くわからず、こんがらがってしまうはずだ。
東北人は、短い言葉に意味を凝縮している。
■「くろ」に別の意味が
「漢字」は後から付されたから、適当に決めた場合もある。
すると、
「黒田」という名は?
こんな言葉が浮かんだ。
【鼓楼】クロウ
時を報ずる太鼓を懸(か)けた楼。古くは鐘楼と相対して講堂の左右に建てた。今は多く楼門の上に懸ける。
まさに→ clock・楼
「クロック・ロウ」が、極端に縮められたとか?
※ 日本語は万事、この調子。
それで、「黒田」という名も、
→ 時を告げる
そんな意味があったかも知れない。
しかし、「田」と似た発音を発見。
【tar】タール
1.黒い粘着性物質。
2.タバコのタール。
3.人に汚名を着せる。
「黒田」の名は、
→ 人に汚名を着せる
鬼による、そんな意図も感じる。
可能性として、「黒いタールの商人」…という歴史からのヒントを得た。
塗料の歴史④ ~アスファルトとタールについて~|洗浄・溶解・接着等 お役立ち便覧 https://www.sankyo-chem.com/wpsankyo/2084
実に特殊で、興味をそそる職業だっただろう。
その意味なら黒田は
「職業名」。
以下資料より:
その性質は、それ自体接着剤であり水を透しません。 動物の骨や皮を煮出して取り出したゼラチン質を利用した膠、口にするものに使用しても化学的影響のない漆など、様々なものが接着剤として使用されていましたが、アスファルトは接着力が強かったので力がかかりやすいものに使用するのに最適でした。
日本の歴史の礎となる日本書紀には、第38代天智天皇7年(668年)7月「越の国より燃土、燃水を献る」との記録があります。 越の国とは、越前、越中、越後を含む、広範囲な地域とされています。 当時は珍しい物品があると天皇に献上する習慣があり、越の国からは採掘された燃える土、燃える水が献上されたようです。 この越の国は、のちの調査で(歴史的背景や地政学的な知見から)新潟県胎内市黒川周辺が日本最古の原油献上地と認定されました。
(引用感謝)
「黒田」の名は、天皇にも知られた特異な役職名から出たのだろうか?
その辺りは謎だが、実際は社会に誇るべき名であった。
※ 日本での「タール」は
「新潟県胎内市黒川周辺」が日本最古の原油献上地…と認定されたようなので、
これも「東北に鍵あり」と解釈出来るだろう。
あらゆる『鍵は東北にあり』…
そんな気がしてならない。
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