第643話 見窄らしい日本
「今の日本は見窄らしいね」
「そう、落ちぶれた国」
「借金苦の人も多いとか」
「生きてるのが精一杯」
「なぜだろう?」
「外圧でしょ」
「えっ?」
・・・
自分たちに向けた攻撃に、
自覚が足りない日本である。
「高度経済成長」の時代には
飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
あの、田中角栄が懐かしい。
世界一の国になりそうな勢いだったが、彼は暗殺(?)
■鬼の「忍者」攻撃
忍者の国が、忍者に油断。
実にお目出度い。
勿論仕掛ける黒幕は諸外国の裏組織だが、日本があまりにも油断だらけなので遣りたい放題であった。
少し暴けば、エージェントが「陰謀論だ!」と騒ぎ立てる。
結構な給与が出ているのだろう。
政治家仲間の中では、多分こうだ。
「あの先生もこの先生も暗殺」
「お前も気を付けろ」
「えっ?」
「余計なことを言うな」
「ゾクゾク!」
日本の中に潜む細菌がいる。
そのため日本の民は、ここまで見窄らしくされたのだ。
【見窄らしい】ミスボラシイ
身なりが悪い。
外見が貧弱である。
(みそぼらしい)
これは、次の英語に繋がるかに思える。
【miserably】ミジャブリィ
惨めに、悲惨に、貧弱に、
見窄らしく、酷く。
「ミジャメ」と発音すると、
→ 惨め(みじめ)
そのままだ。
ああ、「ミゼラブル」!
【misera-ble】ミゼラブル
1.(人、生活)惨めな、
不幸な、哀れな。
2.嫌な、酷い、不愉快な。
3.恥ずべき。
4.粗末な、見窄らしい。
5.ケチ、しみったれ。
金持ちからすれば、「しみったっれ」だろう。
しかし庶民は、一円でも安い品物を探し回って買い物をする。
自分の命を少しでも伸ばす工夫をしているのだ。
結局日本は、鬼が操る諸外国から攻撃を受け続けた。
鬼を見張ってくれる「神輿」は、ひた隠しにされている。
■最後の救いに期待する
生活が持たない。
そんな状況で、庶民はコロナ禍・・・いや「ワクチン禍」に怯えている。
国家の上層部は見限り、天からの救いに期待するしかない。
その後、真昼の明るさの中で、あらゆる陰謀が全て暴露されるだろう。
「見窄らしい日本」よ、
後少しの辛抱だ。
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