第634話 イロハの『イ』

「名前って大事だね」

  「そう、個人の特定要素」

「同姓同名なら?」

  「補足情報がいるよ」

「ナザレのイエスとか?」

  「うん、特に創造主は」

「おっ!」


・・・

人の名は親が決める。


しかし、創造主の名は人が決めるものではない。


教えてもらったら、大切に保管すべき重要なものだ。


しかし、敵が主導権を持つ世界では?


→ 名がすり替えされる


(自分が神の座に座るため)



鬼と戦うなら、正しい神の名は最高の武器となる。




 ■常に「消そう」とする鬼


鬼の言い訳は


→ 御為ごかし


神の名を口に出すなど

「恐れ多い」!


敬うように見せ掛けているだけ。


実は自分の名を流布している。


この認識を持たない限り、世の大部分が、鬼の名を使っている現状は払拭できない。


彼らは鬼の配下。

しかし、気付かないままである。



“エホバ”発音問題 http://biblia.holy.jp/thesis002.html



詳細な説明がある。

それによれば、今の時点で創造主の名を知る民はごくわずかだろう。


代表は


→ 日本人




 ■ヒントは「岩」


神は「岩」と呼ばれている。


英語圏なら、こう発音する。



【rock】ロック

原義:石、岩

1.岩、岩盤、岸壁。

2.一つの岩石。

3.暗礁、岩礁。

4.堅固な支え、基礎。

5.拠り所。



こんな「rock」もある。


rock→ 揺さぶる

(ロック音楽)


実は、聖書の中にも「岩」と「揺さぶり」を関連付ける聖句がある。



資料

聖書に出てくる「揺祭」って何? | 摂理研究所/キリスト教福音宣教会 https://search.yahoo.co.jp/amp/s/setsuri-nihon.net/bible-word/15483%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D



以下資料より:

酬恩祭で捧げられた羊等の捧げ物の内脂肪と胸肉を持ってきて、胸肉を「揺り動かす」…


捧げられた胸肉は挙祭として捧げられた右ももの肉と共に祭司のものとなります。


揺祭の意味

揺祭とはどう言った意味があるのでしょうか?

これについては聖書内で詳しく説明されていませんが、「揺り動かす」という言葉は別のところでも使われています。




ハガイ書1章

14そして主は、シャルテルの子、ユダの総督ゼルバベルの心と、ヨザダクの子、大祭司ヨシュアの心、および残りのすべての民の心を、振り動かされたので、彼らは来て、その神、万軍の主の家の作業にとりかかった。


(引用感謝)



※ 神の前に「揺さぶり」を捧げる意味は、日本人にも理解出来る。


こんな表現があるからだ。


→ 胸躍る


神の祭りは楽しくあるべき。



しかし、ここまで踏み込んでも

神の名が復元されない。

(英語からは)


結局、「岩」を「イハ」と発音し、「祝い」という語に「神の名を組み入れている日本語だけが、復元の最短距離に位置している。


※ 「イハ」は「岩」の古語だが、それが消える前に「復元」に漕ぎ着けたのは最大の喜びだ。




 ■誰の権威で?


時代劇でも、鬼の輩を退治する場面がある。



「この印籠が目に入らぬか」

  「?」

「この御方は」

「先の副将軍水戸光圀公なるぞ!」

  「うへーっ!!」


・・・

このように、「名が持つ権威」は鬼の輩に効果的。


「名を告げる」と鬼も平伏するからだ。


その時、「間違った名」や「敵が使っている名」を掲げるなら、「スケワの息子たち」のようにコテンパンにされてしまうだろう。



創造主の名は、子供にもわかる「イロハの『イ』」なのである。


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