第608話 巨大な段差
「我々、どうしても羞恥心が出るね」
「それで医者になれない」
「一般人には無理だよ」
「だから王国は子供の国だ」
「この段差は読めなかった」
「二枚目が牛耳ったからね」
「うーん」
・・・
啓発は来るが、世の中には受け入れて貰えない内容。
そもそも聖書は、「夫婦問題」から始まっている。
夫は→ 「神」
妻が→ 「選民」
人間夫婦でも、問題が生じるように、「天と地」にも齟齬(そご)が生じている。
イエスの墓の前に立った「鬼の輩(ともがら)」・「二枚目の主」が、人々の知るべき話を闇に葬った。
それを出せば、夫婦問題にもイエスが親身で接していた事が理解出来るだろう。
また、「一枚目」の気質は、我々が想像するより気さくで、庶民派であった。
あの『野のユリ』にも奥義が秘められているが、それを読めばなぜ「ソロモン」が引き合いに出されたかも納得出来る。
ヒント→ ソロモンは語らず
(妻の数)(列王記上11 章)
聖書は「夫と妻の問題」を論じており、「医者」として諸国を漫遊した「一枚目」の主は、多くの妻たちから切実な悩みを聞かされただろう。
その時、「二枚目」なら蹴ってしまうような話も、丁寧に解決策を教えてくれたはずである。
この「段差」があまりにも巨大であると知ったのだが、詳細はもう少し先送りしよう。
受け入れ体制が出来るまで。
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