第565話 石頭でいたい
「もう、クリスマスだね」
「そう、変化があるかも」
・・・
窓ガラスが、やかましく音を立てるので目が覚めた。
頭の中に、こんな言葉がある。
「石頭、石頭」
それは、御子の規格を踏襲するという意味だ。
二枚目の規格じゃなく・・・
■今まで騙されて来た
世の中はすっかり、クリスマスの気分だろう。
その雰囲気は、一枚目イエスとは異質。
塗替えされた雰囲気を、我々は「師の常識」として受け入れて来た。
しかし本当は違うのだ。
→ 「お上品」が規格じゃない
「子供のように受け入れよ」というイエスの言葉は、それが「衝撃の段差」である事を教えている。
例を一つ挙げると、
→ 正直である事
自分の窮状を着飾る必要は無い…という意味だ。
無理して、上流階級の社交上に交わろうとする人のように、「幸せを演じる必要」など無い。
そこは、日本人の善さであり、悪いとも評価される特質である。
→ 「空気を読む」
これによって、「貧困日本」という実態が海外から隠されている。
本来なら、海外は気付く。
「あれだけ働いているのに」
「彼らは貧しいんだ」
恥ずかしいが、それは本当の姿である。
こうなった理由は、日本が敗戦国だからなのか?
そうじゃなく、「龍の攻撃」を受けているためである。
暗雲が日本上層部に掛かり、「虐げの政策」を続けさせているからだ。
国家は、自分が中心にいるのではない。
「日本国憲法」に書かれている。
→ 主権在民(国民が中心)
しかし、折角の憲法も、実際には無力化されている。
私がもし、為政者の立場にあったなら、「定期的生活モニター」を敢行すると思う。
「水戸黄門漫遊記」のような、「庶民生活の掌握」があって当然だから。
庶民の苦痛は、悪鬼が闇を広げて見えなくしている。
だから、出向いてでも掴み取らねばならないのだ。
以前、犬を散歩させていたら、細い路地を通過中に叫び声が聞こえた。
「あれば、払うがな!」
一瞬で、理解。
→ 借金取りからの電話に応対している主人の声。
「この家も、苦しいんだな」
トランプ勢力が「白い帽子」としてプレゼントしようとしている「ジュビリー」(ヨベル)が、渇望されている。
→ 黒船よ来い
■マスコミは麻酔
本来なら、マスコミが庶民の声の代表として叫ぶだろう。
→ これが庶民の苦痛の叫びだ!
小さな声の記事は散見するが、主流メディアは政府側に立っている。
その理由は?
笹川財団の実態
https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/e69ce4a1e9e69cad6e3d99d2bedb4ba7
現実は隠され、マスコミも政府御用達だった。
共産主義の声は大きいが、彼らが実権を握ると、理想を実現してくれるだろうか?
いや、もっと酷い弾圧に移行するだろう。
(瞬時に掌を裏返すから)
救いはどこにも無い。
■白石宇井の到来を渇望
国会は御座なりでしかない。
民衆の代弁者が国会に入ると、民衆の味方になってくれるかに思えるが、実は「遠慮がち」に動いている。
本気でやれば、暗殺されるからである。
いくつもの前例を、我々は見て来た。
ここまで辛抱して来たが、クリスマスを境に変化があるのだろうか?
鬼は確かに弱っている。
それでも油断せずに見張ろう。
「石頭でいたい」・・・
結果を見るまでは。
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