第563話 もう懲り懲りだ

「ロシアは旗色を変えたね」

  「そう、心が変った」


・・・

国家の歴史は、「旗」で示される。


民族が持つ心情を表すのが旗である。


赤い龍から脱したロシアだが、


今もまだ、若い人々はそうした経緯を知らないようである。


あの主義主張がもたらした結果を知っておく必要がある。



大紀元

https://mb.epochtimes.jp/share/39054?utm_source=copy-link-btn


ソ連での弾圧は酷かったが、主義を踏襲した中国も同じだった。



以下資料より:

1950年3月、中国共産党は「反革命要素を厳格に抑制する指令」を発表した。これは、地方の地主や富裕な農民を殺害せよという命令だった。中国共産党は、1952年末までに、240万人以上の「反革命分子」を一掃したと発表した。


■実際には、全人口の1%にあたる500万人以上の中国人が殺害された。 地主と富農を一掃した後、都会人を標的とした三反五反運動が始まった。おおまかな統計によると、運動の間に、上海だけでも876人が自殺したという。多くの資本家たちが家族と共に自殺した。 中国共産党は、地主や資本家の粛清だけでは飽き足らなかった。農民や小売業者、職人からも富を略奪した。大量虐殺の後、残された労働者階級の人々は貧窮した。


中国の旗色はそのままだとしても、指導者が完全に白い側に立っている。


(やがて、旗色も変化する?)




 ■カンボジアにも飛び火


ポル・ポト時代に青年・壮年はみんな殺された カンボジアで見た日本人の海外協力 | (公式)物品寄付のお宝エイド|100以上のNPOにあなたの支援の力を https://otakara-aid.com/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%88%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AB%E9%9D%92%E5%B9%B4%E3%83%BB%E5%A3%AE%E5%B9%B4%E3%81%AF%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F-%E3%82%AB/



カンボジア大虐殺 - Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA


1975年から1979年の間に150万から200万人が犠牲となり、これはカンボジアの1975年当時の人口(約780万人)の約4分の1に相当する。


(引用感謝)




 ■神を排除して大失敗


神を意識しなければ、鬼が大手を振ってまかり通る。


結果、

鬼の喜ぶ「生贄」が量産される。



「人間の苦痛」こそ鬼のごちそうだからである。


国は、地獄と化して当然だ。



鬼は『神』に化けるが、その場合は非情な行いをやり難い。


しかし、国家が「神の排除」で統一されると、「鬼の欲望」丸出しになってしまうのだ。


ロシアも中国も、カンボジアその他の国も、宣言すべきだろう。


「もう懲り懲りだ!」


鬼は二度と来るな…と。


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