第545話 鬼とはもう「やっとれん」

「関西ではさ」

  「うん」

「『とれとれ』って言うね」

  「あー、よく聞く」

「語源は?」

  「えーと…」


・・・

これでしょ。



【とれたて】

収穫したばかりの。

「取り立ての海の幸」



「とれ・とれ」は、季節のトレンドを意味する・・・


あれ?

出ちまった。



【trend】トレンド

1.傾向、趨勢、動向、風潮。

2.流行り。



「とれとれ」の正体は、

→ トレンド・トレンド


略して「とれ・とれ」だ。


関西じゃ、そのまま使っている。



「この仕事退屈や」

  「もう、やっとれんど」


→ やっ・ trend


※ 「やー」は「投げる」と訳せるので、「趨勢(すうせい)を保てない」という意味になる。



「この程度でびっくりしとれんど」

  「ホンマかいな」




 ■「やっとれん」と言うけれど


鬼は非常にしつこい奴らで、

「よく根気が続く」と妙に感心する。


今の時期、相当な焦りがあるのは確かだろうが、人間と違う精神構造も関係しているのだろう。


先人は、「鬼は魚である」と教えており、確かに魚はタフなところがある。


それを相手に頑張る方法を、御子は弟子に教え、後世に残してくれているはずなのだ。


それは?



 ■創造主からの力


マタイ17章

6 「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことをきくであろう。」




イエスが告げた「信仰の力」は、山を海に沈めるとも教えている。

(マタイ21章21節)



「桑の木」は、一つの組織を指しており、「山」は「総本山」を意味している。


※ (それらは「食わせ者」?)



「地」は「選民」であり、

「海」は」諸国民」なので


「海に移す」とはこんな意味。


「偽の選民」が「地」に根を張っていても、それが「山のよう」であっても、分類を変える力があなたにある。



「8」の時代は、二つの選民が地上に存在し、その一方が鬼の配下に組み込まれている。


それでも、鬼と戦う人は「創造主」から受けた「想像力」で変化を起こす事が出来る。


想像してみよう。

・・・


「とうとうそうなったか」

「思った通りだ」


不安や疑いを挟まない「子供のような心」でそれを保てば、


→ その通りになる


これが秘訣だ。


いちいち仕掛けて来る鬼とは

「やっとれん」


楽に戦おう。


創造主から受けた想像の力が

未来を創造し、

勝利を受けトレる。


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