第522話 驚愕エレベーターの夢
「今回、凄い夢を見たよ」
「へー、どんな?」
「驚愕のエレベーター」
「おっ?」
・・・
それは野外にあり、
上下左右全面が透明で、
座る席がある。
屋外に、吊り下げる装置もないのに上下し、高い所まで上昇出来る。
それだけじゃない。
→ 色々な世界へ行く
最初は肌の色が黒い人々の住む、巨大な住居に行った。
各部屋は丸く巨大な石が装飾された壁であったが、一世帯だけじゃなく部屋をあちらこちら訪問した。
その後、またエレベーターの中にいて、試行錯誤。
中心に膝くらいの高さのコントローラーがあるが、使い方は不明だった。
あちこち触っていると、急に動いて別世界へ向かった。
そこからの展開は「絵物語」のようであったから、もしかすると「タイム・マシン」だろうか?
違う世界の違う部屋の中に飛び込んで色々な気分を味わった。
人が居たりする事は滅多に無く、最後に霊能者の集いに位置するが、相手はこちらに意識を向けていない。
これがテレビの画面のようなものなら、そこに置かれた物体に触れる事は出来ないはずだが、この夢の中では実際に手を触れて感触を確かめられている。
→ 正にタイム・マシン
■頭に浮かんだ言葉
いつまでも夢に浸っていたかったが、目を開いて記事を書く事にした。
その時、頭に浮かんだ言葉がこれだった。
→ 全てを「法」で治める
これは「鬼の方針」なのだが。
楽園でイブが選んだ組織は、
「法治」がモットー。
法さえ整備すれば、後は「放置」して問題ないという考えなのだ。
例えば「給付金額」を定めるが、それが適正であったかどうかはモニターしない。
これが、「法治」国家であり、
「放置」国家なのである。
良心を働かせて見守る必要がないから、実に「気楽な行政」であり、楽が出来る。
対局にあるのが、「御子の方針」。
人々の暮らしを常にモニターしつつ、細かいケアを施すのである。
それは丁度、夢の中のマシンがあちこちを訪問し、モニターを行っているようなもの。
すると「驚愕エレベーターの夢」は、こんな意味なのか?
→ 天界のモニターが始まっている
ならば、神の前で「いいかっこ」などする必要はない。
「ありのまま」を見ていただこう。
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