第519話 「ホンマ」か「嘘」か判らんよ
「小説って虚偽でしょ?」
「まあ、娯楽だね」
「なら肩の力、抜くの?」
「当然」
・・・
今回、
肩の力を抜いた。
そして、つくづく思った。
世の中は「小説」みたいなもんだ。
そこは、「夢見心地」を提供するジャンルもある。
「恐怖」の中に引き込むジャンルもある。
「こんな世界があるのかな?」
「こんな世界が来ればなー」
小説の中で「考察」を掲げる場合でも、
自分なりの判断がいくらでも出来るというのが理想だ。
■これが私の住んでる世界
テーマは「鬼退治」としているが、私の経験を書いた内容だから、宗教ではない。
「ホンマかいな」
という反応もOK。
人はそれぞれ、「立場」があるので、誘い入れもしない。
私も、夢見心地のカルトを卒業し、経験談を記しているだけだから、「どうぞこちらへ」という気も無い。
つまり、勧誘の義務など背負いたくないのだ。
また、オウムの信者に対し、親切心で「危ないよ」と警告したら、酷い目に遭う・・・
そんな出過ぎた真似も目指していない。
内部の人々は、「これが真実だ」と・・・馬車馬の立場に置かれている。
聖書の組織を離れて味わったのは、「目が覚めた」という気分だった。
聖書そのものは、まだまだ研究すべき深い書物だし、世界全体がそれを知っているから、
聖書を知るのは「『国際常識』を身に着ける」というメリットもある。
※ 世界の大多数の人々と、話が合う。
同じ常識を得るのなら、不明な点を解明すべく
「『鳥の目』を持たねば」と思った。
人は飛べない?
ならば、子供の目でも構わない。
■子供は立場を持たない
「子供になれ」と福音書のイエスが教えた理由を考えて、これかと悟った。
→ 石頭になるな
子供は、頭が柔軟で、大人に真似できない。
子供の持つ柔軟な思考回路が無いと聖書は読み取れない構造にされている。
日本語も大袈裟表現に満ちているが、聖書は桁違い。
その中から謎解きが出来れば、自分がテーマとしている「鬼との戦い」にも役立つはずだ。
この先も、
「ホンマ」か「嘘」か判らんよ
・・・
そんな態度で進みたい。
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