第483話 二枚目の世界はどんな評価?

「世界のキリスト教ってどう?」

  「評価?」

「そう、『二枚目』を信じてるね」

  「評価には疑いが必要だし」

「あー、恐れが先に立つ?」

  「だから考えない」

「なるほどー」


・・・

聖書は、神の絶対的権威と考える・・・だから、恐れが先立つのだ。


「こんな表現」も無いだろう。



【二枚目イエス】

イエスの死後、墓の前に出現し、弟子たちから『復活したイエス』と思われている人物。

「世の終わりまで共にいる」と約束した。




マタイ28章(この人イエスだ)

16 さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行って、イエスが彼らに行くように命じられた山に登った。

17 そして、イエスに会って拝した。しかし、疑う者もいた。

18 イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。

19 それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、

20 あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。




全て、この調子。

この人物は、自分から名乗っていない。


もしそれを語れば嘘になる。


鬼の勢力は「嘘を吐けない」。


「規則重視」と言いながら、自分の口から嘘を言えないからである。


つまり、「二枚目」が決して名を告げなかった理由もそこにある。


「イエスだ」と名乗れば


→ 嘘


そこで、人を騙すにしても、「嘘にならない嘘」を徹底して使う。


となれば、


「わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいる…」という話は現実である。


地上は「二枚目の主」が支配する世界となっていて、


「世の終わり」(終わりの日)が来るまで


多くの戦争や災難が続いた。


世界の地下で、子供の生贄が日常化していたが、「二枚目」にそれが知られないはずはない。


→ 「黙認」状態


他方、

本物イエスは「天に戻った」という話も本当である。


イエスが天に戻ってすぐ、天上の戦争が起きて地上の堕天使は梯子を外され、天に戻れなくなった。


それでイエスは、天と地上にダブっている。


もし、本物イエスが地上で共に居てくれたら、まず底辺の人々が救われているだろう。


→ 奇跡は全世界に広まる


アフリカその他の地域における奴隷売買も存在せず、日の当たる風景になっていたはずである。


聖書はその点、注意深く読まねばならない。




ルカ24章(勝手にイエスと解釈)

30 一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、

31 彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。

32 彼らは互に言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明してくださったとき、お互の心が内に燃えたではないか」。



「この人物」(二枚目)が、自分から「イエスである」と語った記述は、見当たらない。


それを言えば


→ 嘘になる


だから鬼は、人の頭に「流し込み」をする。


人はそれを「啓発」と感じてしまう。


人間サイドが、そうした「思い込み」をしてくれたから、一言も語らずに嘘が通ってしまったのである。




 ■真実を知る日本


日本に来た先人たちは、二枚目の正体を知っていた。


だから、歌舞伎などの特殊な世界にヒントを残してくれている。


消されないように・・・

敏な人が読み取るように・・・


その理解を得てしまうと、


「二枚目の世界」が読めるようになる。


その評価は?


近代の歴史が語っている。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る