第481話 貧困も「鬼の犯行」か?

「鬼が貧乏を招くのかな?」

  「それは言えるね」

「意地悪だな」

  「ちゃんと理由を持つよ」

「えっ、それは?」

  「いわゆる『貧乏ゆすり』」

「どういう意味?」

  「振動!」


・・・

:邪魔がひどい


この考察を始めると、鬼は邪魔を頻繁に入れる。

(気を散らす)



さて、

人類の初期から「教師」として君臨した堕天使だが、彼らには一つの特徴がある。


→ 理由付け


ヨブ記を思い出そう。


サタンは、「皮のためには皮」という文言を発してから行動を起こした。


これは「理由付け」である。


ヨブへの虐待も、鬼神はまず「理由付け」をしてから行動し、自分の『正義』を装っている。


地上の堕天使「鬼」の犯行も同じだ。


「こいつがマイナスの波動を出しているから、その通りを実現してやった」(貧乏ゆすり)


それで、貧乏人や困窮者は、ますます鬼からの虐めに遭う。


人は「波動を改善したい」と思うが、奇妙な邪魔が入るのだ。


付き纏う鬼が、「鷲掴み」の対象である貧者を逃さないためである。


鬼に「豆」を撒く理由も、そこにある。


「理由付け」には「理由付け」


「豆」が持つ意味は、


→ 契約の「証拠」


「これが証拠だ」

「権利の印である豆を目に入れてやる」


これは、選民でないと理解出来ないだろう。


聖書の創世記で、

ヤコブはエサウから、長子の権を「豆」で買い取った。


しかし、エサウはそれを「騙し」と理解し、真っ赤になって怒った。


→ 赤い呪い


これを「理由付け」として赤い龍が選民を攻撃して来る。


(ヨブ記と同じ)


「『赤』には『赤』と申します」


庶民は「赤貧」を被り、


国家は「赤っ恥」を掻いている。


対抗できる「理由付け」は豆。


煮豆と煎り豆の違いはあるが、「豆」は「豆」である。


先人は「鬼の理由付け」を知っていて、「買い取った権利の証拠」を目に物見せるために散布して来た。


つまり「節分」は、ヤコブの子孫が「権利を再確認する行事」であり、「鬼に証拠を叩き付ける」意図を持っている。


(今は私見だが)




 ■「理由付け」で貧乏に落とす鬼


人が「貧乏の波動」を発していると、鬼がそれを理由付けにして攻撃を加えて来る。


※ ヨブは、「取り越し苦労の波動」で災難を呼んだ。


個人に限らず、神の国も同じである。


ヤコブの子孫は執拗に狙われているのだ。


こんな英語がある。



【binbo】ビンボウ

魅力的だが頭が悪い女。



鬼は「神の女」を「ビンボウ」に結び着けるつもりだと感じた。


富が上層部に吸い取られ、庶民は貧困の中に藻掻いている。


ここで賢者なら、まず下層民の手当から始めるだろう。



【ken】ケン

原義:知識の範囲

1.認知、理解。

2.知っている。


(日本語の→「賢」)



国家を「井ノ神の波長」に合わせると、鬼は言い訳が出来なくなる。


『女』を「ビンボウ波動」から開放し、国家の底辺から潤いを満たすべきだろう。


こうした意味で、

「貧困」も「鬼の犯行」であり、


賢者は『彼女』を賢くする知恵を持つ。


鬼に「光」を食らわせよう。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る