第475話 「神だらけ」本物は?

「サタンは光の使いに化けるね」

  「そう、実に巧妙」

「見分ける方法は?」

  「温度かな」

「おんど?」

  「星と太陽の違い」

「なるほど」


・・・

夜の星は、光を発するが、

→ 「冷える」

太陽なら、「暖かい」。


暗闇の中に光があっても、油断は出来ない。


鬼火かも。


鬼は巧みに、光を放つ。


→ ルシファー(光を持つ者)


明るく輝いても、夜明けに霞んで消える星だ。


太陽と桁違い。


それを誤魔化す鬼は、自分の敵を作って演技する。


→ 仲間同士でのバトル(芝居)


こうした正義は「ごっこ」に過ぎない。


※ 「敵役」がまず攻撃し、それを撃退する形で「神役」が助ける。(見えないから簡単)


最近のニュース報道でも、「クライシス・アクター」という役者と兵士が攻防戦を演じている場合があるという。


世の中に通用している神々の多くは、こうした形で光を放っているのだ。




 ■自惚れ屋が神を名乗る


英語にはこんな表現がある。


He is a tin god.

(彼は自惚れ屋だ)


これが、全世界を支配する「自惚れの神」に合致。


「tin」は「錫」という金属であり、表面を覆ってブリキを製造する安っぽさの象徴。


日本で使うとすれば、恐らく


→ 陳腐の「ちん」


英語表現なら



【tin・pot】チンポト

(限定的)

指導者・政府が役に立たない。

取るに足りない。



我々の神は、「チンポト神」(錫メッキの神)であって欲しくない。



日常、

「God」も多用しているのだが、殆ど無意識である。


例えば、

「御加護」の「御」。


「神の加護」は

「御=God」+「加護」である。



日本は、言葉自体も

「神だらけ」。


「ごっこ」に騙されないようにしよう。


本物は「創造主」だけである。


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