第405話 鬼が欲しがる「自責の念」

「鬼の攻撃を避ける方法ある?」

  「一つ知ってるよ」

「どんなの?」

  「理由付けを無くす」

「理由付けって?」

  「ヨブを思い出して」

「うん」

  「サタンに理由付けを与えた」

「あー、知ってる」


・・・

ヨブは、子供への愛から心配性に陥っていた。


見てない所で、子供が罪を犯した「かも知れない」・・・

償いの犠牲を捧げておこう。


→ 彼はいつもそうしていた


それは、サタンに「攻撃の口実」を与え、実際に災難を呼んでしまった。


イエス以後の我々は、もう犠牲の必要はない。


しかし、心がヨブのような状態に落ちる人がいる。


→ 自責の念


他人事ではないのだが、これは「災難を呼ぶ波動」を発する。


鬼はそれに感応し、彼の周囲に集まるだろう。


義人ほど、この傾向が強いから鬼の集中を許してしまうのだ。




 ■回避策は?


自分を責める傾向が強いなら、

閻魔大王の裁きに任せる事で、自責は解消出来る。



鬼はその人を攻める口実が欲しいから、失敗を誘い「自責の念」を誘発。


その波動に乗って彼を攻撃する。

嬉々として。



失敗したのが子供なら、「気にしなくていいよ」という親の一言が自責の波動を解消させる救いとなる。


鬼が欲しがる「自責の念」は、その場で解消させた方が、当人の未来に暗い影を落とさないで済む。


人が「鬼」に裁かれる必要はない。


裁きは閻魔大王の手にあるのだから。


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