第325話 「畑」が教える事

「宗教って畑でしょ?」

  「そうね」

「ならショックが来るかな」

  「どんな?」

「悪事で汚染されてた」

  「確かに幻滅はするね」

「予兆も出てるからね」


・・・

彼らの話題は、現実化している。


→ 宗教組織の偽善

→ 悪行


日本に関係するのは、

神道、仏教、キリスト教・・・


それは、「帯」としての歴史を持つが、川の水に浸って腐ったと教えられた。


噂では腐敗を感じ取るが、

この先に、もっとはっきりした情報開示がされるだろう。


→ 大ショック!


その畑に関係する人々は、どう耐え抜けばいいのだろう?




 ■畑は消えない


イエスの話を読み返そう。



マタイ13章

24 また、ほかの譬(たとえ)を彼らに示して言われた、「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。

25 人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。

26 芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。

27 僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。

28 主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。

29 彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。

30 収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。



神道での主は、伊勢に位置する。


しかし、眠っている。


その間に、毒麦の種が撒かれて育ち、収穫時期まで来てしまった。


悪い噂が流れている理由は、「毒麦」がはっきりと認識できる季節になったからだ。


すると、主人は命令を発する。


「毒麦を抜いて束ねて焼き、小麦は倉に入れなさい」・・・と。


だから、「畑」そのものが消滅するわけではない。


小麦も。

(小麦は倉に入る収穫物)



「畑」の話が教える先行きを、

冷静な目で見つめたい。


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