第323話 神輿と狛犬

「神輿は偶像を嫌うね」

  「そう」

「どちらかを隠さないと」

  「それで神輿を隠した」

「逆でしょ?」

  「蛇が水を吐いたからね」

「あれまー」


・・・

神輿と狛犬・・・

どちらが日本を護るのか?



まず、

神輿があった時代の護りを思い起こそう。




 ■護られた王国


攻めて来た敵軍に悩み、ヒゼキヤ王はユダの神に祈った。


するとその願いに応じ、神の御使いは、一晩で兵士18万5千人を倒した。


知恵袋(コピペ)

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14196458564


その後、王の子の時代に、

ユダ王国はバビロンに占領された。


国が護られていないのだ。


だから、

「そこに神輿が無かった」

と理解出来る。


神殿からどこかに消えたのだ。


実際、ヒゼキヤ王の時代以降、聖書は「契約の箱」に言及していない。


私の分析ではこうだ。


→ イザヤが避難させた


彼らは日本に来て出雲族となった。


それで、初期の出雲・日本は護られ、偶像も存在していなかった。


その後、政権は大和朝廷へと引き継がれた。


→ 新旧の家が合体


基本的に、出雲文化は偶像を持たず、国は保護されていた。


この考えを当てはめると、

元寇で二度守られた日本には


→ 神輿があった


しかし、当初から神輿があったのなら、そもそも元寇が起きただろうか?


実は、神輿が隠されると同時に、神社の狛犬が入って来た(入れ替わるように)

・・・そう分析できるのだ。

(国の守りは手薄になる)



狛犬は、「仏教伝来」と共にやって来た。


当初は木造の狛犬だったが、後に社殿の外に置かれて石像となる。




 ■吽の獅子は後からの変化


奈良時代、仏像と共に置かれた獅子の像は


→ 「口が開いていた」


いわば、中国式である。


平安時代に、阿の狗と吽の獅子とに落ち着いたのだ。


「阿」は全ての始まり

「吽」は全ての終わり


(インドサンスクリット語)


「吽(うん)」は、終わりの時代を意味し、平和と安楽がそこから始まるとされている。



仏教が定着すると、奈良や鎌倉に大仏が建立された。


ユダヤ教の神からすると、これは家の継ぎ目に起きた水漏れである。

(蛇の吐いた水)


しかし変だ。


あれほど巨大な偶像を建立する時、神輿が神殿にあれば逆風が吹いただろう。

神の霊がそれを許さなかったはずである。


これはおそらく、神輿を一時「隠した」のではないだろうか。


→ 隠した→ 格下

 (神輿は偶像より格下に)


※ 以下は推理


偶像を嫌う神輿を、剣山あたりに埋めたのかも知れない。


その後、元が襲来し、幕府は各地の社寺に祈祷を依頼する。


これに応じて、神輿が出され、鎌倉の海岸で嵐を起こした。


元の軍勢は撤退する。


しかし同時に、鎌倉の大仏殿に異変が生じ、覆っていた建物が瓦解・・・


建て直しても、また瓦解・・・


これでは、神輿を隠すしか仕方が無い。


結局、現代の伊勢でも、神輿は地下に隠す形で置かれていると考える。


もしこれを出せば、日本中の偶像がでんぐり返るだろう。


あの「ダゴンの神殿」で起きた事件のように。


神社に狛犬を据え、外庭を偶像だらけにしてしまった結果、日本は神輿を出す事が出来なくなっている。


そのまま戦争に突入して


→ 敗戦


戦後も、苦労が連続した。


ここまで来たら、選ぶしかないだろう。


「神輿と狛犬」・・・


どちらにするのか?

神輿を永遠に出さないのか?


日本は正念場に来ているのだ。


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