第224話 神の意趣返し
■異臭騒ぎ
「変な臭いがする」
「ガス漏れか?」
「一種独特の臭いだよ」
「うーん、ペンキ?」
・・・
「地震」の前に、そうした現象があるようだ。
動物は、なぜか予知して逃げ出すらしい。
ところで、「異臭」というのは英語にもある。
【issue】イッシュー
1.問題点、論争点。
2.発布、発行。
3.流れ出す、放出。
4.結果、結末。
5.子孫。
異臭は、「3」の「流れ出すもの」に合致する。
こんな使い方もしている。
「奴の小説は一種独特だよ」
「そう?」
→ 独特の雰囲気を発してる
そして、これも・・・
「ほらこの切手!」
「お、変わってる!」
「もう手に入らない」
「記念切手の一種?」
「そう」
この「一種」も「issue」だ。
また、お金の代わりに配る記念品も「issue(一種)の支給品」という事になる。
■神の意趣返し
「意趣返し」とは、復習であり、恨みを返す事。
(問題点を結果として返す)
→ issue・返し
この時代に、それが始まる。
いや、もう始まっている。
今まで肥え太って弱者を踏み付けてきた腹黒い指導者・富豪達が密かに網に掛かり、処分されている。
彼らは腹黒く、きな臭い異臭のする連中だ。
戦争を引き起こし、武器を売っては利益を積み重ね、市民を巻き込んで得た血みどろの金を資金洗浄・・・
しかし、全ては御子に知られている。
黙示録
19:11
またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。
19:12
その目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があった。また、彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。
19:13
彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
「神の言葉」とは、イエスの前身の名であり、地上でメシアとして血を流した経験を持つ。
また、多くの犠牲にされた人々の苦痛の象徴(血糊の服)を身に纏っている。
これは、「その代弁者」という意味でもある。
19:14
そして、天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。
19:15
その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。彼は、鉄のつえをもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。
「酒船」にはキリスト教の収穫物が満ちており、「値踏み」によって血が吹き出す。
キリスト教世界の罪深さが暴かれる。
地上の支配権を得ている閻魔大王は、言葉に険(剣)があり、どんな反論も打ち伏せるだろう。
最高位の王権を持つ存在だ。
(王の中の王)
19:16
その着物にも、そのももにも、「王の王、主の主」という名がしるされていた。
19:17
また見ていると、ひとりの御使が太陽の中に立っていた。彼は、中空を飛んでいるすべての鳥にむかって、大声で叫んだ、「さあ、神の大宴会に集まってこい。
19:18
そして、王たちの肉、将軍の肉、勇者の肉、馬の肉、馬に乗っている者の肉、また、すべての自由人と奴隷との肉、小さき者と大いなる者との肉をくらえ」。
起きている戦いは、一般人の目に見えない。
しかし、裏でかなりの反発があったという。
19:19
なお見ていると、獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり、馬に乗っているかたとその軍勢とに対して、戦いをいどんだ。
19:20
しかし、獣は捕えられ、また、この獣の前でしるしを行って、獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も、獣と共に捕えられた。そして、この両者とも、生きながら、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。
19:21
それ以外の者たちは、馬に乗っておられるかたの口から出るつるぎで切り殺され、その肉を、すべての鳥が飽きるまで食べた。
象徴表現であるものの、彼ら黒い勢力は相応の悪事を重ねて来たのだ。
こうして、「神の意趣返し」は終盤に差し掛かっている。
もう少しの辛抱だ。
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