第210話 「起きろ」日本の民

「寝過ごした」

  「どうして?」

「雨戸閉めて寝てた」

  「あちゃー!」


・・・

「あちゃー」とは?


「吾」+「チャー」


【char】チャー

(火で)黒焦げになる。

炭になる。



※ 中国語の「炒」(チャオ)にも関連(?)


日本語の方が、ギリシャ語根を思わせる。



さて、2022年は、6月に世界情勢が激変しており、「朝」の様相を呈している。


雨戸を閉めて寝ていると、


「ガラガラ」

「起きろ」

  「あちゃー!」


そのショックは、とても大きい。




 ■日本はなぜ寝坊なのか?


鬼が取り囲んでいるからだ。


それが日本の上層部を操縦していた。


分けも分からず慌てふためく庶民。


イエスが、「最初の者が最後になる」と告げていたが、それは太陽に関する話だった。


極東に位置している日本だから、最初に「太陽」を出迎えるはず・・・


ところが、彼らが最後になる。


イエスの再臨を、一番後から知らされるというわけだ。



「起きろ」は、「わきろ」から出ている可能性もある。


「分き」という日本語は、

英語の「ウェイク」に通じている。



【wake】ウェイク

目を覚ましている。

※(分別に繋がる状態)



英語で「目覚める」となるが、

日本では、古語の「分き」がこの部類。



【分き】

分別、思慮。

「昼夜の ー もなし」

(神代紀)



つまり、「わきまえ」とは


眠りから覚める。

夢から覚める。


そんな状態だ。


類語としてこれがある。


→ 脇を固める



人が鬼の呪縛(夢現)から解かれ、正気を取り戻すようなものである。



【夢現】ゆめうつつ

1.夢と現実。

2.夢か現実か区別し難い。

  意識がぼんやりの状態。



もう明かりが漏れている。


「起きろ」日本の民。

「脇を固めて」立ち直ろう。


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