第208話 賢者の経済

「経済理論って難しいね」

  「簡単よ」

「えっ?」

  「血流と同じ」


・・・

経済は「猫」が好む「暖かさ」が必要。


しかし、そろばんパチパチの人々が好むのは、「犬経済」。


寒さを好む犬の勢力は、冷徹な氷の世界を形成して来た。


「犬の勢力って?」

  「夜の神よ」

「あー」



イエスなら、猫型の経済を心得ている。(ユダ族の獅子)


それで、経済界に温かい仕組みを構築するだろう。


すると、血流が良くなって隅々まで温もる。


以下のように分類できる。


1.「キッチリやれ」(冷徹)

2.「大目に見るよ」(温厚)


もちろん「2」の精神態度だ。


「儲かったら少し分けてね」という話。


そこに、眉を吊り上げる人はいない。


暖かな「賢者の経済」。



ついでに、

「賢者」の「賢」も、調べた。



【keen】キーン(日本はケン)

原義:賢い、勇敢な

1.熱望、熱中。

2.知力鋭敏。

3.激しい。

4.鋭い。

5.素晴らしい。



イエスは、知力鋭敏でありながら「猫型」なので、世の中を暖かくしてくれる。


素晴らしい。


イエスが王なら、経済も活性化するし、散らされる者もいない。


※ 犬は、置物なども蹴散らしてしまうが、猫が歩き回っても、コップをひっくり返さない。


つまり、猫経済には「イザコザ」や弱者への「蹴飛ばし」も生じない。


すごく安心だ。


我々はこの先、

「賢者の経済」を見るだろう。



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