第201話 同胞(はらから)の話
「ヨナ書を掘り下げた」
「お? 何がわかった?」
「日本は赤い獣!」
「なんだってー!」
・・・
ヨナは魚に呑まれ腹に収まる。
【腹に収める】
情報、秘密などを
他人に漏らさず、
心に秘める。
「魚」は鬼の勢力。
「一枚目イエス」が墓に入ってから、魚はあらゆる情報を隠蔽してしまった。
次に魚は、ヨナを陸に吐き出した。
「陸」は「選民」の領域。
→ ユダの都
それで墓の前に出現した「二枚目」は、
→ 魚の腹から出た存在
つまり、魚の「同胞」(はらから)である。
【同胞】はらから
同じ母から生まれた兄弟。
同国民。
どうほう。
言い換えるなら、
→ 「鬼の仲間」
彼が吐き出された「陸」(エルサレム)は、ローマとの戦争で消えた。
しかし、極東の地に「陸の民」が移動して暮らしている。
それを龍が追いかけて来た。
ヨナが「東の方に仮小屋を設けた」と書かれている部分がそれだ。
イエスの話は、仮小屋での出来事も含んでいた。
■ヨナがニネベを動かした
「ニネベ」をカザールの地と読んだ場合、このようになる。
魚の同胞であるヨナの姿は目に見えなかったが、夢の中で王に警告。
それで上から下までユダヤ教に改宗し、インスタントユダヤが誕生する。
成立年代は・・・?
実は、はっきりしていない。
「ユダヤ教への改宗」
アクイタニア(アキテーヌ)のドルトマルが864年に書いたマタイ伝の注釈の中で、「ハザールの改宗」にふれているので、864年以前であることは確実であろう。アラブのマスウーディーはハザールの王(ベク)がハールーン・アッ=ラシード(在位:786年 - 809年)の時代に、ユダヤ教を受け入れ、ビザンツ帝国やムスリム諸国から迫害を受けて逃れてきたユダヤ教徒がハザール国に集まったと記している。
10世紀のコルドバのユダヤ人ハスダイ・イブン・シャプルトがハザールのヨシフ・カガンに宛てた手紙、いわゆる『ハザール書簡』において、「ブラン・カガンが夢の中で天使に会ってユダヤ教に改宗したが、民衆が新しい宗教を信じなかったので、ベクが尽力してユダヤ教の普及をはかった」という記述がある。ブラン・カガンの時代だとすると、730年 - 740年頃ということになる。以上のように、改宗の時期や理由は断定することはできないが、9世紀初頭と考えるのが妥当なところであろう
(資料:Wikipedia)
夢の中で警告を終えたヨナは、東の仮小屋に腰を据えた。
・・・
ヨナが日本に来たのは、カザール・ユダヤの誕生以後だ。
※ それを9世紀あたりとすれば、年代が逆になる。
日本の仏教が6世紀の欽明天皇の頃とされているから、少なくともそれより少し前のはず。
ヨナ書4章
5 そこでヨナは町から出て、町の東の方に座し、そこに自分のために一つの小屋を造り、町のなりゆきを見きわめようと、その下の日陰にすわっていた。
6 時に主なる神は、ヨナを暑さの苦痛から救うために、とうごまを備えて、それを育て、ヨナの頭の上に日陰を設けた。ヨナはこのとうごまを非常に喜んだ。
ヨナの日陰「仏教」→ 6世紀
ヨナのカザール改宗→ ?世紀
「改宗」は5〜6世紀でないと辻褄が合わなくなる。
(取り敢えず結論は先送り)
ただ、日本で仏教の立場が揺らいでいるのは確か。
聖句と同期している。
「枯れるトウゴマ」
7 ところが神は翌日の夜明けに虫を備えて、そのとうごまをかませられたので、それは枯れた。
8 やがて太陽が出たとき、神が暑い東風を備え、また太陽がヨナの頭を照したので、ヨナは弱りはて、死ぬことを願って言った、「生きるよりも死ぬ方がわたしにはましだ」。
「翌日の夜明け」がヒント。
仏教だけでなく、ヨナの頭を「お天道様」から守って来た「カルト宗教」や「鬼を崇拝する組織」が枯れ初めている。
ヨナは
「死ぬことを願って」いるが、それは彼が「二枚目」に属しているからだ。
闇社会に大きな苦痛が生じているという状況を意味している。
・・・
イエスが当時のユダヤ支配層に向けた言葉を思い出す。
→ (あなた方には)「ヨナのしるししか与えられない」
もし現代日本を、「象徴的サンヘドリン」が支配していたなら、彼らは国民の下層民を「家畜」とみなしているだろう。
(内心で)
最近、隠れる組織が次々に見えて来た。
それは、上層部(ヨナの頭)に日陰を提供し、「お天道様の熱意」を遮断して来たもう一つの組織を含んでいる。
→ トウゴマ2
目に見える仏教組織より、隠れているトウゴマの方が、更に恐ろしい。
■日本は赤い十字の国
善良な日本人にとって、
「まさか」という話が信憑性を増している。
この国を「赤い獣」と呼ぶなんて・・・
しかし、富士山の演習場が大火災を引き起こし、それが実は「アドレノクロム地下工場」の処分による余波だった・・・
そんな話を聞けば、何やら怪しい雰囲気が漂い始める。
そう言えば、赤十字の赤は「血の色」に思えるが、
あの(善意の?)組織を統括する総裁は、「妃殿下」だとか。
(血の銀行の責任者)
以前、オバマ大統領が訪日し、陛下に深々と頭を下げた場面も記憶に残っている。
「陛下は偉いからね」
いや、もっと深い意味があった。
・・・赤十字
そこは、善意の看板で血を商う。
世界第三位のアドレノクロム地下工場火災の話は、「ヨナ書」と「黙示録」の謎を解いた。
「商い」の意味→ 獣
「色」は→ 赤
「騎乗者」は→ 女
イエスの流れを保つ「女」が、赤い獣の上に座して酔いしれていた。(感覚麻痺)
日陰を提供してくれたトウゴマが失せると突然、その頭(かしら)が太陽の御子の熱意で焼かれて死ぬほどになる。
→ 死んでいる(?)
ヨナの凄い苦痛は、「神国日本」の悲鳴でもある。
赤い獣の上に座した最高位の女(ひと)の実体が、神の力で暴かれるからだ。
しかも苦痛は、通過点。
それ以後は、「昼の新時代」に移行する。
(捨てられない国)
9 しかし神はヨナに言われた、「とうごまのためにあなたの怒るのはよくない」。ヨナは言った、「わたしは怒りのあまり狂い死にそうです」。
10 主は言われた、「あなたは労せず、育てず、一夜に生じて、一夜に滅びたこのとうごまをさえ、惜しんでいる。
11 ましてわたしは十二万あまりの、右左をわきまえない人々と、あまたの家畜とのいるこの大きな町ニネベを、惜しまないでいられようか」。
(いつの間にか「神」が入れ替わっているらしい)
※ 「ニネベを惜しむ」という価値観が、二つのユダヤの庶民にとって幸いする。
(日本は、元号が令和で終わっても、国として存続できる)
同胞(はらから)の話は、
複雑怪奇に進展するようだ。
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