第200話 変化の節目

祈りへの参加


天 にまします我らの父よ。 願わくは御名があがめられますように。御国が 来ますように。我許すご とく 、我らの罪 を 許し給え。 国と力と栄えは、あなたを通し訪れます。然り。天における如く、地にもまた。王国が来ますように。



光の戦士が、全世界で鬼に勝利する。


自力で目を覚まし、参加した。

奇妙な現象もあった。


「眠い」


妙な眠気が襲って来た。


「鬼は邪魔するな」

「底知れぬ所へ行け」


30分前に合わせてあった目覚ましは鳴らず、手元の時計は30分遅れている。


鬼はこうした卑怯な手を使う。

(こっそりと)


「密かな邪魔を入れた」


この現実が、時と祈りの重大さを語っている。


そして、節目を越えた地上は、次々に大きな変化を来たすのだろう。


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