第3話 もう、つかれた。

しばらく学校に行って、小学校からやっていた野球チームに行っていた僕ですが中学1年の秋で野球チームを卒業となりました。

周りのお父さんお母さんから「u君ほんとにがんばったね。」と言われたとき僕は色々こみあげてくるものがあり泣きました。

周りのお父さんお母さん、監督コーチも僕の家庭内のことを知っていたんだと思います。

みんな最後まで僕には直接に言わないで、ただ他の人よりもかわいがってくれたと今でも思い返せばそう思います。

朝から学校、学校終わったら委員会や部活、夜に塾に通い、土日は野球正直少し疲れていたのかなと。

ただ、一番疲れていたのはお母さんのことでした。

病気は悪化する一方で、離婚してからおかしくなり、違法な薬に手を出したりおばあちゃん家で暴れたり、おばあちゃんを蹴ったり殴ったり、授業参観に入れ墨入れた男の人ときたり他にもありますが警察沙汰で僕は少し限界がきてました。

おじいちゃんとおばあちゃんに泣きながら死にたいと言ったのは今でも鮮明に覚えています、ほんとに何回か死のうとしました。

学校に行ってもそんな楽しいことがあるわけじゃなく、家に帰ったらひどい状態。

僕は小さい頃からゲームが好きだったんですが、ゲームをしていると辛いことも苦しいことも忘れられて、段々とゲームに依存してしまい学校にも行かなくなってしまいました。

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