第11話
今日は入学式なので家族皆で馬車で学園に向かっている、
「エリーどうしたの?顔色悪いけど酔ってしまったかしら?」
「お母様違うの、クラス分けでもし下位のクラスになってしまったらどうしようかと思って、もしBクラスになってしまったら公爵家の評価を落としてしまうわ」
学園でのクラス分けは成績順、Sが一番良くてそこからA、B、C、Dと下がっていく、貴族は基本SかAクラス、Bクラスは多少勉強が出来る物が集まる、貴族だとあまり勉強が出来ない子と平民が集まるクラスだ、平民でも特待生はAクラス、
稀にSクラスに入るものも居るがほぼあり得ない
Sクラスだけは特別で人数の規定がない、毎年10人居ればいい方らしい
Sクラスの基準を満たさないと例え高位貴族、王族でも入れないクラスだ
Cクラスは騎士を希望するもの達のクラス
Dクラスは全く勉強の出来ないもの達が集まるクラスだ、リオンの話では学園内では居ても居なくてもいいクラスと言われてるらしい
クラス分けの為のテストは一ヶ月前に受けているので入学式が終わったら紙が渡されてそこで初めてクラスを知ることになる
「エリーなら心配しなくても大丈夫よ、私はエリーならSクラスに入れると思ってるわよ」
「俺もエリーがSクラスだと嬉しいな、学年は違うけど授業によっては一緒に勉強できたりするから」
「そうなんだ、私もSクラスに入れたら嬉しいけど入るのは難しいですからねどうでしょう?」
皆で学園の話をしていたらあっとゆう間に着いてしまった
取り敢えず新入生は登校したら会場に集合らしいので、一旦皆と分かれて集合場所に向かった
会場にはもう沢山の人が居た
「エリーこっちよ」
「リーナもう来てたのね、席は自由なの?」
「そうみたいですよ、学園生活が今から楽しみでしかたないですわ」
「リーナ落ち着いてください、でも私も楽しみですわ、そう言えば私たちの学年には第2王子が居るんですよね?どのような方なんですか?」
「王族に対してこんなこと言っちゃ駄目なんだろうけど問題児かな、勉強嫌いで、剣の練習もしないらしいから、権力は振りかざす人だから、近付かないのが一番ね」
第一王子はあんなに出来た人なのにクラスが別になるのを願うばかりだわ
先生達が集まって来たわね
式が始まるのかしら?
病弱を言い訳に使う妹 ミチコ @michiko42526
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。病弱を言い訳に使う妹の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます