第4話

叔父さんの家で暮らすようになってからは幸せな毎日だった、


叔父さんのには私より2つ上の息子と、もうすぐ嫁に行ってしまう5つ上の娘が居る


2人とも小さい頃から私に優しくて、いろんな所に連れて行ってくれる


叔父さんの養子になってからは叔父さんと叔母さんをお父様、お母様と呼ぶことにした、


従兄弟のリオンとエレナ2人のことはリオンはそのままだけど、エレナの事はお姉様と呼んで欲しいとお願いされた。お姉様は昔から妹が欲しかったらしく、私が家族になって一番喜んでいた


お母様とお父様は私が娘になったのを紹介するためにパーティーを開き紹介することにした


今はパーティーの為のドレスを選んでいる


目の前の光景に今すぐにでも逃げ出したくなっている


私の目の前には50着以上のドレスがあり、お姉様とお母様があれもいい、これもいいと私に着せたいドレスを選んでいる、


私はこれを全部試着しないといけないのかな?


テンションの上がっている2人を止められる気がしない


どうしようと思っているとリオンが入ってきた


「リオン良いタイミングで来てくれたわ、お母様とお姉様を止めて欲しいの、あれ全部着るのはさすがに」


「任せろ」


良かったこれて着るのは2、3着だけになりそう


「エリーが着るならこれに決まってるだろ、スタイルいいから派手にしたら勿体ない」


「何言ってるの可愛い顔してるんだからふりふりのドレスが良いに決まってるでしょ」


「もう16歳になるんだから大人ぽっくして然り気無く可愛さもいれるのよ」


あ~リオンも一緒になって選び出しちゃった


どうしようと悩んでたらソファーに座って静かに見ていたお父様が


「エリーはどれが良いんだ?」


「えっ私?お母様のがいいかな?お姉様のはさすがに小さい子が着るみたいのでちょっと、リオンのはスタイルが目立つからちょっと恥ずかしいかな」


「エリーがマリアの決めたドレスが良いみたいだから型はこれで決まりだな、後は色だけ決めて早く終わらせよう、もう時間も遅いしな」



さすがお父様、これでやっと終われる


色決めでも少し揉めたけどそんなに時間は掛からなかったので良かった


周りの人に家族になったと紹介出きるパーティーが今から楽しみでならない


さすがに元家族は招待してないから問題は起きないよね


元婚約者は来るらしいけど別に仲悪かったわけじゃないから問題は起きないでしょう

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