第2話

「3ヶ月前の放課後にレイチェル様に私の教科書を破かれたり落書きされました、レイチェル様が私の机の前に居たのを見た人が居ます」


「正確な日にちは分からないんですか?それは私がやったで間違いないですか?誰かに頼んだんじゃなくて」


「レイチェル様で間違いありません、あの日は建国記念日です」


「あれ?お姉ちゃんその日は王妃様とお母様とお姉ちゃんと私でお昼からお茶会してなかった?」


あの日は夜からパーティーあるけど私はまだ出れないから代わりに昼間王妃様が開いてくれたから確かだもん


「教科書は見間違えたのかも知れないです、でも他にもあります、1週間前にはお婆様の形見のネックレス捕られてその場で壊されました」


「お姉ちゃん一週間前って王妃様の誕生日?」


「マリーそうよ、良く分かったわね偉いわ」


「なら無理ね、その日はお姉ちゃん朝から私と2人で王妃様のお人形さんだったもんね」


あの日は大変だったの

王妃様には娘居ないから毎年王妃様の誕生日はお姉ちゃんと2人で1日、王妃様の娘になる日なの


お姉さんこっち睨んでる((( ;゚Д゚)))


「なら昨日はどうですか?放課後階段から落とされました、昨日はちゃんと来てましたよね」



「昨日はマリーの誕生日だから昼からお姉ちゃんと買い物行ってたよ」



「クソガキがさっきから邪魔しやがってウザいんだよ」


お姉さんが私を思いっきり突き飛ばした


「うっわぁぁぁぁん、痛いよ~お姉ちゃ~ん、うわぁぁぁぁん」


泣き出した私を見て周りの人はお姉さんを大批難していた


「貴女小さい子供に何しているの、信じられない」


「貴女最低ね、こんな小さい子供突き飛ばすなんて」


「子供に暴力振るうなんて淑女として失格ですわ」


「マリー痛かったわね、痛いところはどこ?可哀想に」


お姉ちゃんは私を抱き締めてくれお姉さんの方を睨んだ


「ローズさん最低ね、私に冤罪をかけようとして失敗したら私の可愛い妹に暴力振るうなんて、絶対許さないから、お父様とこの子を可愛がってくれてる王妃様に頼んで貴女のこと潰すから覚悟していてね」


お姉ちゃんはそう言って私を抱き上げて会場から出た



その後のお姉ちゃんとシー君は婚約破棄をした


シー君は事実を調査しないで勝手なことをしたので勘当されてしまったらしい


あの怖いお姉さんは王妃様とお父様によって制裁された


王妃様はパーティーやお茶会に呼ばなくなった、お父様は仕事の契約を解除

したらしい


お父様がいつか勝手に潰れるだろうって言っていた



お姉ちゃんにはお姉さんのことはもう忘れなさいって言われたからもう気にしないことにした


私は今日もお姉ちゃんとお母様と王妃様と楽しいお茶会です

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