対処法①

 現在、私は強迫性障害であることはお伝えしている通りだと思います。

 強迫性障害の基本的な治療法は、認知行動療法というものと投薬による治療法があります。認知行動療法というのは、厚生労働省の専門ページによりますと、「強迫観念による不安に立ち向かい、やらずにはいられなかった強迫行動をしないで我慢するという行動療法」と説明されています。

 本稿執筆時点での私は、投薬による治療法を行っています。

 以前先生に、うつ病かどうかを診断できるサイトにてうつ病の傾向があると相談したことがあり、その時は「服用している薬が抗うつ剤のようなものであるから、追加の治療はいらない」と言われたことがあります。

 現在は薬の量を調整しながら、治療を続けている状態です。

 さて、抗うつ剤を投与されているということは、その前の状態とは異なるということです。

 実際、初めて病院に通院する前と、投薬による治療を始めてからの気分はだいぶ異なるように感じます。

 通院直前の私はベッドに入っている時に、ほとんどの場合泣いていることが多かったです。それは将来への不安や自分のふがいなさによる謝罪の気持ち、その他恐怖や死にたいなど多様なマイナスの気持ちによって引き起こされたものです。

 では現在はどうかというと、この頃に比べれば幾分マシになったという感じです。それでもまだ、将来への不安や死にたいといった気持ちは存在しています。

 こういった気持ちが沸々と自分の中で湧き上がってきた場合の、私の対処法をお教えしたいと思います。

 とはいっても、かなり単純な解決法です。

 とにかく時間が経過するのを待つしかありません。基本的な方法です。

 私の考えている悩みや不安の多くは、すぐに解決出来ないものばかりです。就職や恋愛、その先にある結婚など、そういった不安はすぐにやってくるものではありません。そのため、基本的には時間経過を待つという戦略になります。

 例えば、上記のことを考えて「死にたい」といっても、簡単に死ねるようなものでしょうか?遺品の整理や遺書、プライバシーなものの処分など、することは多いでしょう。

 そのため、時間経過というのは大事な要素になってくるでしょう。

 それ以外にも、死にたいまでは行かなくても、気分が下がることがあるでしょう。怒られたり、憂鬱なことがあると思います。

 そういう時も基本的には時間経過を待つ状態が多いです。

 時間が経過すれば、問題は次第に小さくなっていくイメージです。

 「果報は寝て待て」という感じですね。

 それでもダメはな場合は、気分を変えるために別のことをしてみるのもおすすめです。

 私の場合、時間経過によって別のことをしなければならない状態になり、結果として気分が好転する場合があります。

 今回は気分が優れない時や死にたくなった時の対処法をお話しました。

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