対処法②
前回、気分が下がったり、死にたくなったりした時、つまり鬱の症状が出た場合は時間が経過するのを待つという話をしました。
「そんな時間経過なんて悠長なことしてらんねぇよ」
なんて思う方もいることでしょう。
では、それ以外の自分なりの対処法をお教えしたいと思います。
まずは鬱の症状が出た時、どんなことがあったかを考えてみましょう。自分の場合、基本的には親に怒られたり呆れられたりといった時や、Twitterで恋愛や子供に関するツイートを見て将来のことを考えた時に起きます。前者は純粋に恐怖や悲観的といった感情に支配されることでしょう。後者は将来に対しての漠然とした不安や恋愛未経験による劣等感などがあげられます。
こういった負の感情に飲み込まれた時に、具体的にはどのようにしているかと言いますと、前回も述べた通り、基本的には時間経過による対処を行っています。
基本的には、と述べた通り、前者と後者では対応が異なる場合があります。
それは、前者は時間経過しか解決方法がないのに対して、後者は時間経過と共にその感情を煮詰めるという作業があるからです。
感情を煮詰めるというのは、簡単に言ってしまえばその感情を繰り返し自分の中で経験させるということです。
皆さんはいいことがあった場合、その感情を繰り返し思い出すことがあると思います。それと同じように、この不安や劣等感を繰り返し経験するというものです。
「そんなことして、良いことなんてないんじゃないの?」
と思う方もいるでしょう。
確かに良いことはないかもしれません。しかし、そこには重要な意味が存在していると思います。
それは、青春時代に経験すべきだった苦い思い出です。皆さんが想像する青春とはどのようなものでしょうか?友情でしょうか、恋愛でしょうか?
私はのほほんと生きていたため、ロクに青春を謳歌してませんでした。どうにかして友情の青春は満喫していたものの、恋愛の方はそうは行きませんでした。私自身、恋愛に奥手ということあり、女子の友達はいても恋愛に発達することはありませんでした。もちろん、当時は恋愛もしたかったということもありましたが、その一歩が踏み出せなかったのです。
このように、あと一歩が踏み出せなかったという後悔が現在の劣等感を生み出しているのです。そして、この劣等感を誰かに共有したいという欲求を持ちつつ、タラレバを繰り返しているのです。
今回は前回の補強をする形の話をお送りしました。
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