第六章 神様になった人間達
六六 神社が一番多い 八幡神~前編~
神道という宗教は数えきれないくらい多くの神様が存在しています。その中には、龍や天狗など架空の生き物。
また木の精霊、石の精霊など神秘的な存在がいます。更にそこから、天照大御神や大国主神などキャラクター性を持つ神様が誕生するわけです。
さて、日本という国の特性を上げると何でも神様として祭ってしまうという点で、実在した人間まで神様として祭る場合があります。
例えば手塚治虫氏を漫画の神様と呼んだり、ジミー・ヘンドリックスをギターの神様と呼んだりするのは、神道的な考えに基づいていると言えます。
また、植村花菜氏はトイレの神様と呼ばれています。←これはちょっと違うかw
それでは今回からは、神様になった人々を紹介していきたいと思います!
【実在した可能性が高い
神様になった実在した人間、と言いながら、早速グレーな事を言ってすません(^ω^)
とは言え、今回お話する応神天皇は神話的要素が多いのですが、歴史的に実在した可能性が高く、神話と事実の間にいる天皇といえます。
日本古来の神様として解説しようか迷ったのですが、この章でお話する事にしました。
勿論、応神天皇の実在性について様々な説がありますが、このお話は神様のお話なので歴史的事実は、取り合えず横に置いておいてください
m(_ _)m
さて、応神天皇は第15代目の天皇で、大分県にある
注目するのは神社の多さで、その数はなんと約44000社もあります。
神社の数は約80000社なので、半数が八幡神社という訳です。近くの神社が八幡神社という方も多いのではないでしょうか。
さて、神様になった応神天皇は
そう、神功皇后と言えば、第一章の『マルチな神様と戦うヒロイン!? 住吉三神』の時に登場した中哀天皇の妻です。
この回を簡単におさらいすると、神功皇后は住吉三神から「朝鮮半島の新羅っていう国を攻めなさい。ちなみに、その国は君のお腹の中にいる子供が支配する事になってるから」と神託を受けます。
しかし夫の中哀天皇は神の言葉を無視したところ、あっさり死亡。亡き天皇の代わりに神功皇后が、新羅を攻めます。
新羅へ向かう神功皇后は雰囲気を出すために、ファイナ○ファンタジー7に登場するテ○ファのコスプレをしていたと、一部の研究家の間でささやかれていますw
神功皇后は新羅を征服した後、祖国に戻ってきて産んだのが、後の応神天皇となる
そして神宮皇后は
現代では浮気しようものなら大炎上しますが、この時代はハーレムが許された一夫多妻制の時代。
亡き中哀天皇には、他の女性との間に子供をつくっており、その中の
しかし神宮皇后と、武人である
幼い誉田訳命が成長し天皇に即位するまで、神宮皇后が政治をしていました。その期間を『神宮皇后摂政紀』と言われています。
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