鳥肌が立ちました

まだ寒さの残る3月の頭に拝読しています。
しかし、読んでいたら粘り付くような暑さを感じました。
それほどまでに風景の描写が素晴らしい。
それが、登場人物たちの様々な感情の表現に深みを加えます。

寂しさ、愛しさ、悲しさ。
言葉にすると同じなのですが、入り組み複雑に絡み合った気持ちが伝わってきました。

あまり多くを語るとネタバレになってしまいますので、この辺りで。

夏の切なさを感じるには、おすすめの一作です。