第3話 〜幼稚園での生活〜

〜5年の月日が経ち、5歳になった頃〜

-幼稚園にて-

「鬼ごっこしようよ!」

「「「いいよ〜」」」

「ぼくが鬼やるから、10秒かぞえるからにげてね〜」

「わーーー、にげろーーー」

「10、9、8、......2、1、0!いくぞー!」


〜5分後〜

「はい、タッチ!これでみんなつかまえた!」

「「きょうやくん足はやいよ〜」」

「こんどはみんなでぼくをつかまえにきて ね!」

「「「せんせいたちもきょうやくんいっしょ

につかまえよー」」」

「みんな恭弥君が中心となって楽しそうに遊んでるな〜」

「「ほら、せんせいはやくー」」


〜15分後〜

「「きょうやくんやっとつかまえたー」」

「はぁー、はぁー、はぁ、疲れたー」

「(ハァー、ハァー、まじで子供の体力舐めてたわ)」


-家にて-

「恭弥よ、今日もしっかり走ったか?」

「うん、たおれるまで走ったよ!」

「うむ、いい子じゃな~」

「恭弥はいい子じゃの〜、何か欲しいものはあるかい?」

「じゃあ、あたらしいバスケットボールがほしい!」

「へっ!前にあげたのはどうしたんだい?」

「もうおじいちゃんのあたまみたいにツルツルになっちゃった!」

「ブフッ!そうかい、そうかい、じゃあ一緒に買いに行こうかね。」

「(なぜハゲてしまったのか恨むぞ〜ハゲの遺伝子!)」

「これでドリブルがしやすくなるや!」

「何回くらいドリブルしているのかい?」

「ひまなときはいつもしているよ!」

「熱心に練習するのはすごいことじゃぞ~」

「将来はバスケ選手かな?」

「もちろんだよ!どうがでみたワザをがんばっておぼえているんだ!」

「さすがワシの孫じゃ!」

「えへへー」

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