答え合わせ
ミイロは書斎でタブレット型端末機の画面に映るパズルを弄っていた。昔を思い出しながら‥‥
研究室のドアが静かに開く。床をヒタ、ヒタと歩く音。
博士はデスクに向かいモニタを観ていた。最後の大きな責務に取り組んでいたのだ。だから、背後に忍び寄る跫にさえ気にもとめていなかった。
コトン
「?」
博士は音のした方を見ると、デスクの上にタンブラーが置かれていた。更に目線をズラすと、ミイロが立っている。
「持ってきてくれたのか」
ミイロは笑顔で肯く。溢さぬよう、手を火傷せぬよう、蓋のされたタンブラーに入れて貰い、温かい飲み物を持ってきた。
「そうか、済まないな」
博士は彼の頭に手を置き、優しく撫でる。
彼にしてみればエイルの見舞いがてらなのであろう。博士はミイロがエイルのいる無塵室に行くものと思い、自分はモニタに目を移した。が、ミイロはデスクに両手を置き、モニタを覗こうと懸命になっていたのだ。博士が何をしているのか興味津々である。
「バァ」
彼は博士のことをそう呼ぶ。博士と発音し難かった彼に、アルヴィが教えたのである。彼には失声症の気も見られた。だが今では自分から何がしたいかを、単語だけではあるが言えるようになっていた。
「何だ、観たいのか?」
「みる」
肯く彼を博士は抱えるのが面倒そうにしながら、自分の膝の上に載せる。
「悪戯はするなよ」
ミイロはコクンと肯く。
モニタ画面に映し出されていたのは、何かの分子構造模型のようなものだった。仮想立体図が縦横無尽に動かされ、一部が拡大されると別窓が画面端に出現し、そこにある文字を組み込む。別窓を閉じ、一部が縮小され、仮想立体図が俯瞰される。すると一点が光り、その光が線上を走り、細部に広がり深部に浸透していく。
「きれい」
ミイロはそれを観て嬉しそうに言う。しかし、画面のある一部を指さし、
「じゃない」
と、振り返りながら博士の顔を見る。
「ほぉお」
彼の言う通り、先程の部分を修正するまでは滞っていなかった場所に、光のシグナルが断絶されていたのである。画面上では見つけ難い場所だったが、仮想立体図なので回転すれば分かる場所だった。
「よく見つけたな」
その言葉に嬉しくなったのか、「ここ、ここ、ここ」と、何度も画面を指さし、「じゃない」と博士を見た。
「そうだな、偉いぞ」
ミイロは破顔する。
「よし」
博士はイスを四半回転させ、ミイロを膝上から降ろし、デスクの抽斗からタブレット型端末機を取り出すと、電源を入れて渡した。そこには、分子構造を組み立てるブロック玩具のようなものが表示されていた。一つのブロックは、色の異なる五つの球体とそれを繫ぐ棒で構成されていた。形状は真っ直ぐ繫がっている物もあれば、複雑に折れ曲がっている物もあり、更に同じ形でも、色の配列が異なる物まである。ブロックの形と色の配色を考え、示されないルールに従い、ブロック同士の球体部分を接合する。それが正解であれば球体同士の間に棒が伸びて結合する。
博士は手本にその中から二つのブロックを選び繫げた。
結合したブロックに光が走る。
先程の仮想立体図と似ている。
だが、博士がもう一つブロックを繫げた途端、結合されたブロックはバラバラとなり、シャッフルされた。正しいシークェンスで結合されないと不正解となるようだった。
「コレが解けたら、お前にいいものを遣ろう」
ミイロは指を何度も画面の上で
「さぁ、エイルに挨拶して部屋に戻れ」
博士に言われた彼は、エイルのことを思い出し、博士に「ありがと」と笑顔を見せ、無塵室へと走っていった。
「ふっ」
小さくて不器用でも懸命に走る彼の後ろ姿を、博士は自分の膝上の温もりが冷えていくのを感じながら見送った。そして、再びデスクに向かい、古い箱に入った人工脳を一瞥した後、エイルの人工知能のプログラムを再構築――否、新構築の作業に執りかかった。
‥‥タブレット型端末機の画面に映るパズル。当時は正解のないパズルのように遊んでいられた。次第に正解を導き出そうと夢中になった。が、未だに解けない。ずいぶん複雑な鍵。中にあるのは、機械人間の人工知能―先天的記憶である〝本能〟。機械人間の人工脳にインストールされた時点で、総てのコマンドは無効化され、中を見ることさえできなくなる。仮想人工脳にインストールし、データを開けようものなら、ミイロがやっているパズルと同じような鍵が現われ、一度でも失敗した時点で中のデータが消去される。
しかし、タブレット型端末機の鍵は何度でも挑戦できる。挑戦できる代わりに、ゼロ・スタート。何万とあるブロックは仮想空間でシャッフルされ、同じブロックでも位置によっては違うように見える。
「これを解こうとしたことはないの?」
ミイロは大きな独り言のように話しかける。
『意味がないので』
アルヴィは、どこからともなく返答してくる。
「だよな、解く意味ないよなぁ」
アルヴィはプログラム内容を知っている。それに今では〝本能〟と同等のモジュールも開発され世に出回っている。今更〝本能〟のデータを開けようと試みる者もいない‥‥わけではないが、それこそパズルを解くような趣味に等しい。
「それにしても、『いいもの』って何だろう」
『……』
「バァのことだからなぁ」
子どもに〝本能〟の鍵を解かせようとするくらいである。そういう面では少し変わっていたが、彼が断片的に思い出すのは、彼女の優しさだった。しばらく一緒のベッドで寝ていた。世間一般の祖母と孫の関係がそうであるかは分からない。もはや実の両親のことさえ憶えていない彼にとって、この家で過ごした人たちや父親代わりの博士たちの記憶でいっぱいだった。
「まさかこれを解くことで、人工知能のシステム・プログラムの知識が得られる。それがいいもの、ってことないよな」
『叡智にはなります。強ち間違いではないかと』
一つのブロックが神経細胞のようであり、正しいシークェンスで繫げたブロックが結合されると、情報伝達が交流され、光のシグナルが走っていた。それを繫げていくことで人工知能のシステム・プログラムが構築されていく。
一般的なプログラムとは異なる故、誰にも分からない。ブロックの球体にも色分けなどされていない。コンピュータ解析しても、一度の失敗で消去されるので、解析すらできない。ミイロは博士の作業を見ていたので、理論は分かっていた。それに一つのブロック自体、膨大なプログラム・データであることも。つまり、鍵そのものが人工知能のシステム・プログラムなのだ。人工脳にインストールすることで自動構築され、誰も侵入できない聖域となっていた。
無自覚だが、確かに憶えていった。憶えさせられた? おおよその〝本能〟のシステム・プログラムは習知をしていた。〝本能〟を解き明かす必要性はないのだが、これまで〝本能〟を実装した機械人間を診て、僅かながらイレギュラーな部分を感じていたのも事実だった。気の所為と言えば、そう思うレヴェル。そういう物だと思うが故に、常態となり気にも留めなかった。これまでは……。
だが、ロクサーヌの選んだ道――人間で言う自殺なのだが、幾ら何でもイレギュラーすぎるのだ。それに輪をかけてイレギュラーである存在が側にいる。
「……」
アルヴィの言う通りなら、鍵が解けるはずなのだが……。
そもそもそれが〝本能〟そのものであるなら、鍵の必要性があるのか、だ。
「誰にも解けなかったから、意味はあったんだろうけど、トラップが幾つもあったんじゃ、解けっこないよなぁ」
何度もいいところまで行くのだが、その都度トラップのブロックが邪魔をしていた。
タブレット型端末機の画面で、何万とあるブロックの中から、トラップのブロックを抜き出し除けていく。
「これ、これ、これ……」
見ただけでトラップのブロックが分かるくらいに記憶している。中には同じプログラム・データの入ったトラップのブロックや、空っぽのブロックまである。データのない無意味なブロックとなると意味が分からない。
トラップのブロックを抜き出していく中で、ミイロはトラップのブロック同士が結合したことを思い出した。ただ結合はしたが、光のシグナルは走らず、それを不正解だと思っていた。実は逆だったのか?
「まさか……」
ミイロはトラップのブロックを繫げていった。正しいシークェンスはだいたい分かる。無意味な空のブロックでさえ、意味を成していくように繫げる。
そして、最後のブロックを繫げた。
タブレット型端末機の画面には得体の知れぬ物が出来上がり、あちこちで光のシグナルが縦横無尽に走り回っているが、
「解けた?」
『正解です』
と、アルヴィは言う。
「何も起こらないけど」
それだけである。ミイロが疑問に思うのも無理はなかった。
聞き耳を立てながら辺りを見回す。彼は、屋敷の何処かで何か重い物が音を立てて動き、そこに眠る財宝が出現する‥‥と、少しは期待したが、そんなわけはないことぐらい予想はつく。それでも何かしらの、パーっとした仕掛けの『いいもの』が、出現すると思っていた。
『それが〝本能〟の鍵です』
「それは、分かってるよ。だからその鍵を解いたんだろう」
今更何を言ってるのか、と思う。
しかしその形状は、〝本能〟とは異なる。〝本能〟自体を解いたわけではなかった。
『確かにそれでは分からないかもしれませんね。容量からして、タブレットにそのデータは入りきれません』
そう言われてみれば、そうなのだ。タブレット型端末機内のブロックには、どのようなプログラム・データが入っているのか、詳細が分かるようにはなっていたが――だから人工知能のシステム・プログラム知識が得られた――、データそのものが入っているわけではなかった。
『それでは、〝本能〟の仮想立体図を映してみましょう』
アルヴィは書斎の壁にモニタを展開させ、部屋の照明を薄暗くした。そして、モニタ画面に〝本能〟の仮想立体図を映した。
球体と棒。その集合体。緻密に計算されたそれは、一個の脳だった。
「?」
自分の解いたモノとは異なる。
人工脳の中に、仮想の脳があるのも不思議だが、
『タブレットと連動させました』
ミイロは持っていたタブレット型端末機とモニタを交互に観て、操作の確認をしながら動かした。
火花を散らしながらニューラル・ネットワークを駆け巡るシグナル。ひっきりなしに情報伝達が交流され、滞ることなく深部に浸透していく。
その中を分け入る。
「あっ」
脳の中心に、自分で組み立てた得体の知れぬ物の形を成す部分を見つけた。
『その部分を色で分けます』
さっきよりも分かり易くなる。得体の知れぬ物の形が、周囲からどのように情報伝達が成されているかが分かる。
『これが〝本能〟の鍵です』
アルヴィが言った通り、〝本能〟のキー・ポイント。
そここそが機械人間の核心である、人間性だったのだ。
後天的記憶の〝経験〟といっても、実際の経験ではない。先天的記憶〝本能〟の対義的意味合いで付けられていただけである。〝経験〟を制御――監視するように、〝本能〟のシステムがアウトプットしている。稼働後の体験で獲得した能力は、後天的記憶領域にて保持され、その体験時の感覚、情意を〝本能〟はインプットし、人間性の中で情報を共有(記銘、保持、起憶)させていた。〝経験〟は技術の向上であるのに対し、〝本能〟内部にある人間性は、精神の向上。
つまり、それは……。
「機械人間の‥‥成熟」
ミイロはその光のシグナルの交流を観て理解した。
ブロックにはプログラムの詳細が記されていた。それなのに気づかなかった。トラップだとばかり思い除けていたのもある。データのない空っぽのブロックも、勝手にトラップだと思っていた。だが、無意味なデータをバァが組み込むはずがない。
『バァはその部分を、〝尊厳〟と仰っていました』
仮想立体図の〝本能〟で交流された光のシグナルは、やがてその中心部である〝尊厳〟へと伝え、データのない空っぽのブロックの集合体へと集まっていたのである。
ロクサーヌやマフィアのF型機械人間、プライマス。その他の機械人間にも、それぞれ個性的な特徴が顕著に表れていた。これがイレギュラーの根源。
救助・救護活動用機械人間は、彼らが心から救われることが尊厳となり、
警備用機械人間は、会社やそこで働く人たちを護ることが尊厳となり、
爆弾テロの機械人間は、唯一自分の記憶にある政府要人のことが尊厳となり、
プライマスは、人の笑顔が尊厳となった。
体験時の想いが、〝尊厳〟の領域に到達する。
そのイレギュラーが、機械人間を自殺させてしまったのか?
「博士が教えてくれた自殺した機械人間たちは、〝尊厳〟死をしたってこと?」
『人間を殺してしまうのではないかという恐怖が〝尊厳〟に到達し、誰にも言えず、誰からも修理して貰えず、〝尊厳〟の領域内で起憶が増幅し、自分自身に疑心暗鬼となり、再伝達した結果、彼らは自殺を選択したようです。それに関しては、バァも予測できず、救うことができなかった、と嘆いておられました』
ウイルスやマルウェアなど、機械人間の脅威となるモノは遮断するようプログラムされ、尚かつ物理的に人工脳を分けさせていた。だが、まさか彼らを洗脳という強い刺激が、そのまま〝本能〟を侵し、〝尊厳〟の領域に到達するとは思ってもみなかったのだ。人間を殺してしまうのではないかという恐怖を、人間に伝えること自体も、彼らにとっては恐怖だった。彼らの想いがオカサレていったのだ。
それを調査していた博士とロクサーヌが、恐怖を抱えた機械人間たちを救っていた。機械人間らの恐怖を聞き、その恐怖を取り除いた。その成功例の情報が拡散され、修理師だけではなく一般人でも成功した、公に於いて機械人間をケアできた初めての事例だった。
『よくバァは、機械人間はツールだと仰っていました。聞こえようによっては、酷い言い方かもしれません。ですが、こうも仰っていました。「ツールは何も悪くないだろう。悪くするのは人間の方。だからこそ機械人間が必要なのだ。人間の未来にためにも」、と』
最初からそう作られる物もある。やはりそれも人間あってのこと。
止められない科学技術の進歩を危惧するのではなく、人のために変革させようと何故しないのか。
機械人間はその〝尊厳〟を以て、人々を変えていった。
だから人々は、恐怖に苛まれた機械人間を救おうとした。
「バァは、『未来予測できないようじゃ、科学者ではない』、って言ってたなぁ」
予想ではなく予測。
『予想は誰にでもできますので。ですから、余計にバァは自分が赦せなかったのです』
「ロクサーヌは博士に愛を注ぐことが〝尊厳〟となった」
おそらくマフィアのF型機械人間もそうなのであろう。彼女も……。
『そうです』
「ロクサーヌは何故自殺したんだ? 〝尊厳〟死が〝尊厳〟で起憶された?」
それなら博士の死後、一年も起憶していたことになる。しかし、それは無理がある。彼女は博士に愛を注ぐことが〝尊厳〟となっていたのなら、直ぐにでも〝尊厳〟死するはず。否、そもそも彼女の〝尊厳〟はオカサレてはいなかった。
『彼女は〝尊厳〟を解放され、本来規制されていたものがなくなったため、彼女は自殺――いいえ、彼女の言葉を借りると、「彼の側にいる」ことを選んだのです』
選択の自由。ある意味、人間性の解放とも言える。
「〝尊厳〟の解放」
何時、誰が? とミイロが言おうとしたとき、記憶が思い起こされていった。
少し前。ミイロが書斎で〝本能〟の鍵を開けた同じ頃のこと。
地下の研究室の片隅で、妙な電子音が鳴った。
「!?」
音のした方へ歩み寄ると、地下の床の一部が光っていたのである。
しゃがんで光る床をなぞると、床はスライドし、更に地下へと伸びる階段が見えた。不思議に思いながら、導かれるようにその階段を下りる。
下りていくと、そこには無塵室と同じ部屋があった。モニタや機器が設置され、中には寝台も用意されていた。
更に壁には分厚そうな金属のドアがあり、開けて中に入る。
そこには見慣れぬ機器が置かれていた。
一際目立っていたのは大きな箱形の機器で、近づくと冷気を知覚した。
「?」
その箱形の中には、凍結用保存タンクが収められているようだった。
素手では触れられない。辺りを見回したエイルは、
「!!」
自分の後ろにアンディとグェンが立っていることに驚いた。
「それなら、エイルも〝尊厳〟を解放されてるんじゃないの? だから人間相手に格闘術を使うことができる……」
人間と同じ言動をする彼女が、機械人間であることを知っている者は数少ない。機械人間に関する国際法からも逸脱している。
ミイロは彼女の人工脳、否、機械人間の部分を見たことがなかった。彼女が見せようとしなかったのだ。いつも彼を閉め出した状態で、アルヴィと新しい身体への移植や検診を行っていた。
『彼女の人工脳自体が特殊であり、その人工知能もこれまでの物とは全く違う概念によって構築されています』
アルヴィはモニタ画面を切り替え、奇妙な立体図を映し出した。
『これが彼女の人工知能の仮想立体図です』
そこに映し出されたのは、記憶にある図とは違った。
球体と棒によって構成されてはいるが、見たところ球体と球体を繫ぐ棒の間隔が長く、数も〝本能〟よりも圧倒的に少ない。少ないが、奇妙にうねって見える。否、実際に動き、三次元では表せない現象――中にあった球体と棒が一度も離れることなく外になり、また中にあるのだ。
「四次元正多胞体」
『正六百胞体からなる人工知能〝慈愛〟です』
刺激に対する脳の反応を多次元ニューラル・ネットワークで組み込んだのが〝本能〟だとしたら、正六百胞体(可変立体多次元ニューラル・ネットワーク)の四次元プログラムが〝慈愛〟である。彼女の〝慈愛〟には、これまでの記憶と追加されたあらゆる知識、近接格闘術まで記憶させていた。更にそのプログラムは自ら進化する。
『子どもに分かられるようではと、バァがゼロから作り出したのです』
ミイロは人工知能〝慈愛〟の仮想立体図を見惚れた。
「綺麗だ」
『私もそう思います』
人工知能〝本能〟は多次元ニューラル・ネットワークによって情報処理され、人間と同等――否、それ以上の性能だった。だから今日でも廃れることなく、他のモジュールよりも性能が上だったのだ。
そんな物を百年以上も前にバァが‥‥
「‥‥あれっ?」
ふと、ミイロは気になった。バァが〝本能〟を作ったのなら、年齢が合わない。バァがまだ生まれていないときに、〝本能〟を作ったことになる。まさかバァって機械人間‥‥なわけがないよな、と自分の疑問を自分で否定していた。
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