「華麗なカレイ」
静けさが漂う釣り場。僕は驚愕していた。マジで綺麗なカレイが釣れたのだ。黄金の鱗とサファイアのように青い目。
作り物かと思ったが、鱗の触り具合や動きから完全に生き物だと断定した。
「なんだこれは?」
あまりの出来事に動揺した為、とりあえずクーラーボックスに保存した。
ネットで調べて、有名な海洋生物の研究所に連絡した。研究所の方々に見せると目を丸くしていた。新種の可能性があるという。
数日後、新種断定された。ニュースにも取り上げられて、僕は一躍有名人となった。
しかし、それからさらに時間が経つと同じ種類のカレイが次々と発見された。それも世界中でだ。
というかさらに恐ろしいのは全ての魚がこのカレイになった。何かが壊れ始めているのかもしれない。
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