「マリオネット」

 人類史で最も偉大なものの一つに『創作』を加えるべきだと僕は思うのだ。


 映画。小説。漫画。音楽。絵。その全てが愛おしい。人間の脳と心で生み出された産物。


 人はそれに心を奪われて、時に笑い、そして、時に涙を流すのだ。しかし、ある程度、慣れると作者とその作品を軽視する時がある。


 似たような展開。似たような演出。満足しにくくなるが時折、作者の性癖と直面して作者は地獄を見ることになるのだ。


 読者も物語の主人公同様、作者のマリオネットでしかないのかもしれない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る