第3話 LAIN交換

俺たちはキャスモに併設されているMICへ足を運ぶと裕太が先導し席を取りに行った。


《こいつ本当に慣れてるな。さすがヤリチ○》


「陽キャは店内で食べるのか」と小声で呟くと


「私たち注文してくるね?」と須崎さんが立ち上がり言った。


須崎さん達を待っている間に俺は裕太に

「これから何するんだ?」と聞くと


「え?LAINコーカンだよ」と言う。


「ちょ待て待て待て待て。[初日]に[初遊び]で

[LAIN]交換はまずいだろ。。。」と言うと


「は?なんで?別に良くねーか??」と言う。


須崎さん達が帰ってくるのと交代で俺と裕太は注文しに行った。


そこで悲劇が待っていた。


そこには、、、店員(あの女)が居た。。。


「おい...嘘だろ...」と小声で呟くと


「あん??何があった??」と裕太が言う。


「俺はあの店員(あの女)の事が嫌いなんだ。」


「あぁ、お前の隣の席の奴だな?」と裕太が言っている間に俺らの注文の番が来た。


「いらっしゃいま...げっっ/と」女が言う。


「えっと〜...を一つお願いします。」と俺が遮るように言うと


「ご注文は以上でよろしいですか?(棒)」と返された。


俺は視線を女の顔へ移すと普通に可愛く思えた。


《だが何故かウザい。》


俺と裕太は席へ戻るともう須崎さん達は食べていた。


《須崎さんの食べる姿可愛いなぁ。。。》


すると「そうだLAINコーカンしよーぜ〜!」

と裕太が切り出す。


「えっ??えっ??」と慌てて顔が赤くなっている須崎さんはとても可愛い。。。


周りの高校生らしき客からは

「え?ダブルデートかよキモ過ぎ。あの女の子達

まじで可愛くね?」と言う声が聞こえた。。。


すると「私は川上 美羽です」とLAINのQRを差し出してきた須崎さんの友達は差し出してきた。


《てか、よくよく考えればこの女の子も可愛いな》


続いて須崎さんも「わっ、私は須崎 美咲です...!!よろしくお願いします。」

とQRを差し出してきた。


裕太は躊躇なくLAINのQRを読み込み

「俺は川合 裕太だぜ!よろしくぅ!」と言う。


《こいつは恥ずかしいとか無いのかな?笑》


俺は最後に「俺は橋本 碧です。よ、よ、よろしくお願いします」と言ってスマホを取り出した。


須崎さんのアイコンは加工アプリで盛った自撮り写真だった。


《やっぱり顔に自信はあるのかなぁ?でも誰も何も言えないだろうな〜》


LAINの友達一桁から須崎さんと川上さんが追加され記念すべき二桁になった。


川上さんはいかにもJKらしいSNS映えしそうアイコンだった。。。


すると須崎さんから可愛らしい「よろしく」と書かれたスタンプが送られてきた。全く鳴らない通知が鳴り俺はとてもびっくりした。


川上さんへは自分からアニメキャラの「よろしく」と書かれたスタンプを送った。


《これ嫌われないかな》


「LAINもコーカンした事だしキャスモの中みんなでぶらぶらしよーぜ〜」と裕太が切り出す。


《こいつたまには役に立つな》


《俺がこいつと一緒にいるのはこう言うところがあるからかもな》


席を立ち上がり俺らはメンズの服屋に入った。


「え?これから何するの?裕太服が欲しいのか?」

と聞くと


須崎さんが「私たちが碧くんと裕太くんの服をコーディネートしてみたいの〜2人ともスタイル結構いいし!」と言う。


確かに俺と裕太は170cm後半の身長を持っているが


女の子にコーディネートされるのなんて初めてだ。


とても緊張する。


須崎さん達は服を何着か持ってくると試着室へ誘導された。


「ちょっとこれ碧くん着てみて〜」と須崎さんは

服を渡してきた。


《え?こんな服俺着たことないんだが...》


しぶしぶ俺は渡された服を着ると


「着終わった〜?と須崎さんの声が聞こえた。」


「う、うん!終わったよ〜」と言いカーテンを開けると須崎さんは俺の全体を見て


「とっても似合ってるよ〜!ね?美羽?」と言い

川上さんの腕も引っ張り連れてきた。


「え?カッコいい」と不意に川上さんの口からこぼれた。


「え??」と戸惑うと2人は顔が赤くなっているように見えた。


裕太も試着したらしいが俺はあいつが何の服を着ても似合うのは分かっている。なのであえて触れないでいた。


「碧〜お前似合ってんじゃ〜ん!」と近寄ってくる裕太はこの店のロゴが入った紙袋を持っていた。


俺も女子にコーディネートされたこととカッコいいと言われた事が嬉しくてコーディネートされた服を一式買ってしまった。


晴れて俺の服にパーカーとジャージ以外の服が追加された。


しかし買い物が終わった時にハプニングは起きた。


「私、スマホをどこかに置いてきちゃった。。。」


不意に出た須崎さんの一言で


俺たちは「え??」と一斉に返した。


碧たちにはこれから何が待っているのだろうか。。


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本日も読んで頂きありがとうございます。。。


この欄には僕のリアルの生活で起きたことを書いていけたらいいなと思っております。。


今週テスト返しがあったのですが

僕が通っている高校は進学校と呼ばれる高校でして

赤点のラインが40点なんですよ...( ; ; )


それで僕は晴れて数学1で見事25点と言う点をとってしまいました。笑


周りの人から笑われて本当に学校に行きたくなくなるレベルで嫌でした。笑



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レビューや作品についてのアドバイスなどお願い致します。🤲

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