第2話 陽キャの生活

※これからキャラクターの心情を表す時は

《》を使います!


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今、裕太は笑いながら須崎さんやその周りの方達と何かを話している。少し遠いのとゲームのやりすぎで耳が少し悪いのであまり聞き取れない。


俺は裕太の方へは行きたかったが足が動かなかった。

《陽キャって足軽だなぁ》


すると裕太が笑顔でこっちへ帰ってきた。裕太の肩の奥で須崎さんが笑っているのが見えた。

《本当にJKか?モデル?アイドル?》


裕太は「おぉーい!碧〜今から須崎さん達と

キャスモいくことが決まったぞ〜!」言ってきた。


俺は思わず「はぁ!?」とゲームで暴言吐く時よりも大きな声を発してしまった。


※説明しよう!キャスモとは城ヶ咲モールのことで


城ヶ咲の城をキャッスルと訳しキャス+モを足しただけのとてもありきたりな名前だ。


ところで俺は中学の時からいや、人生で家族以外の女の子と遊んだ事が無いのである。(記憶上)

もちろん幼稚園はノーカウントだ。


こんな陰キャチー牛の俺が高校生活[初日]に[須崎さん]たちと遊んでいいのであろうか...


おそらく裕太から誘ったのだろう。


《陽キャのコミュ力って本当に怖いな。。。こいつナンパとか普通にしそうで怖い。》


俺はキャスモにも本屋か電化製品店以外に行った事が無いので少し嫌ではあった。


遊ぶと決まったがキャスモまでの道で須崎さんたちとの距離はお世辞にも近いとは言えなかった。


《おぃ。そう言う時に裕太の出番だろ...》


そんな事を思っている間にキャスモに着いた。


裕太はうざいくらいにカッコいい。


だがコミュ力が高い故に女癖が悪いのだろうか


何回も彼女と別れている。


俺は裕太に「こういう時はどうすればいいんだ?」

と聞くと


「こういう時は女子に着いて行くんだ。」と言った。


すると須崎さんたちは服屋【FREE】に入って行った。


裕太は「腹痛くなってきたトイレ行ってくるわぁ〜」と言って何処かへ行ってしまった。


《こんなチー牛を1人にしていいのかイケメン陽キャ》


女物の服しか無さそうなこの店にはもちろん入った事が無いのでとても緊張していた。


すると須崎さんが「橋本君〜好きな女の子の服装教えて〜」と言って手招きしていた。


《これが天使か》


顔が赤くなっているが分かるくらい熱い。


須崎さん達はいかにもJKらしい服装を何着も持っていた。


須崎さんのお友達が服を探しに行き代わるように

店員さんが俺と須崎さんの方へやって来た。


「試着室を使われますか?」と店員が聞くと


「はい!」と須崎さんは答えた。


《声も可愛いとか前世で何したんだよ。》


試着室の前まで俺は来てしまったが、どうすれば良いのか全く分からなかった。


《須崎さんが試着室から出てきた時に何て言えば良いのだろうか、似合う?と聞かれたら何と答えれば良いのだろうか、》


俺は服にも無頓着過ぎて何が今の流行りなのかも危うい。ましてや女性の流行りなんぞ全く解らない。


すると「彼女さん可愛いですね!」と店員さんが話しかけてきた。


俺は「ふぇっ!?!?」と今までに出したことのない音を発してしまった。


「いぇ〜まだそのあの、会って間もないので〜そのあの彼女?いぇ〜とんでもない。恐れ多いです。」


と陰キャ特有の早口とアナウンサーのような滑舌で

全力否定した。


店員さんは少し慌てていた。


するとシャーッッッ///とカーテンが開く音がして

須崎さんの足元が目に入った。視点を顔へ移すと...


須崎さんの顔が真っ赤になっていた。


「橋本君...似合ってる???」


と言う彼女の照れている顔は某1000年に1人の美少女よりも遥かに可愛かった。


《とは言っても俺の嫁は二次元と言う素晴らしい世界に生息するので1000年に1人の美少女よりも嫁の方が可愛いに決まっている。》


「あぁうん...似合ってるよ」と服をあまり見ずに言うと


何も言わずにカーテンを閉めてしまった。


《え?俺なんか悪いことしたかな...》


試着室から出てくる須崎さんは俺の横を素通りして友達の方へ小走りで行ってしまった。


俺も何が悪いのか考えながら【FREE】を出るとすぐに呑気にスマホをいじってる奴(裕太)が居た。


「おい、何で入ってこなかった。」と聞くと


「いやぁ女子の買い物って長いじゃん?だから外でスマホいじってた方が退屈しないかなぁって思ってさ」


《こいつ俺よりクソ男かもしれん。》


須崎さん達は大きな紙袋を片手に店から出てきた。


すると須崎さんが「お互い自己紹介とかしてなかったよね?」ここでみんなで自己紹介しようよ!


と提案してきた。


すると裕太が「こんな所でも何だしどっかファストフード店でも行かない?」と提案した。


俺も今すぐに帰りたかったがここで帰るともっと印象を下げると思い着いて行く事にした。



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毎日投稿頑張っております!たぁやんです!


ここまで読んでくださりありがとうございます😊


昨日からこのラノベを描き始めて毎日投稿を頑張ってみようと思います!!


ここを変えたらもっと読みやすい。


つまらないなど


ありましたらコメント頂けると幸いです。


これからもよろしくお願い致します🤲



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