文章は、真面目なんです。とにかく真面目。なのに、何故でしょう。夜が明る毎に、笑いがこみ上げてしまう。彼らは怒りと絶望に苛まれているというのに。淫魔、また来てくれるといいですね。
村で一人淫魔サキュバスの犠牲者が出た。それは、村の若い男衆を焚き付けることとなった……。文体はむっちゃくちゃ真面目です。一見するとシリアスです。ですが、内容はもう、リビトー全開。開け俺の第三の眼! くらいに皆さんもう、若さ爆発、ヤル気満々です。いやー恐いわー。淫魔まじ恐いわー。村の男衆は、他の人が襲われないようにみんな頑張ったに違いない。「次の犠牲者は……俺がなりたいいぃぃ!」声出して笑いました。さいっこうです。こういうノリ、嫌いじゃない……!