第六話 ゴブリンとの戦い 5


 

その数秒後仕佐が帰ってきた。それもかなり急いで


「はぁはぁはぁ」


かなり疲れ切っている。


「どうした?仕佐」


「はぁ、ゴブリンの集落を見つけた!」


息を切らしながら条夜に報告した。


「まじか!ラッキーだな、てかなんでそんなに疲れてるんだ?」


「影移動は魔法だからね、魔力が今少ないから.......体力も落ちてる.......」


「なるほど、王道だね。早速と、行きたいところだけど大丈夫?」


「んー無理かも、頼んだ」


「はは、しゃーねぇな、ちょっくら行ってくる!」


と言い残して仕佐を残してゴブリンの集落に向かった。


そして悲劇は起こった。 <追記>.......はずだった。とかいう風に地味にフラグを立てて見たり(笑)


「やっぱ、集落って言うくらいだから相当居るんだろうなー」


木々の間を走りながらわくわくしている。


え?!どういうことだ?!、スキル隠密


とっさの判断で隠密を使った、その判断は正しかった。


ゴブリンの集落に着いた。そして、いや集落ではなかった。まさしく町だ


???やべぇ情報の処理が追いつかねぇ、仕佐は集落って言ってたよな?


もちろん仕佐の情報は合っている、ではなぜ集落ではなく町なのかその答えは



『(いやー、久々だねー。でなんでかっていうと仕佐が条夜向いて来た方向は北で、普通に考えれば南に行けば集落がある、んだけど条夜は南西に向かって走った。と言うことなんだよね笑ま、つまり方向音痴だって言うこと)


条夜.......大丈夫かな?


(まあ大丈夫なんじゃない?)


そんな他人ごとみたいにさー


(それより魔力が枯渇してるんじゃなかったっけ?)


やべそうだった、どうにかならない?


(方法はあるよ)


教えて!


(寝るかポーション飲むかだ!!)


えー、ポーションないしここで寝るのは危なすぎるだろ


(まあ、どっちにしろ決めるのは仕佐だけどね)


あと、思うんだけど主人公変わってないか?


(いやいや変わってないよ、ただ条夜の方を見る方が面白いでしょ?)


まあ、確かになんだけど!


(それにさ、ほら)』


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