第二話 異世界初の友達



ギルドにたくさんの人が集まっている、何かあったみたいだ。


「どうしたんですか?」


近くにいた人に話しかけた。


「ほら、あれだよ」


視線の先には1人の少年と、少年の目の前にゴブリンの死体が何十匹も重なっていた。


「え!何あれ?」


僕は思わず声を上げてしまった。しかしこの混乱の中で驚かない人はいないので、変な目で見られることはなかった。


「あの人は?」


「いやわかんねぇが、突然ギルドに来て買い取って欲しいと言い出したらしい、あのゴブリンを出しながら」


「おっ!あれってもしや転生者とかそういう系のやつじゃね?!」


「うおー楽しくなってきたー!」


何やら条夜が1人で興奮している。僕はまだいまいち状況が掴めてないのに.......


「――だからこちらでは買い取れません。品質が良すぎます」


「うーん、これを買い取ってもらわないと今、一文無しだからな」


そう言いながら謎の少年はため息をついていた。


「なあ、君!」


すると突然、条夜が出てった。


「何?もしかして買い取ってくれるの?」


「いやそうじゃなくて、君と友達になりたいからさ」


「.......えっ!本当に?今まで友達いなかったんだよなー」


.......え?少年と話、噛み合ってないよね?なんで少年も突っ込まないんだ?


「後、俺達が生活に必要なくらいの金銭は上げるからそれで.......」


とかいろいろあって、その少年と仲良くなった、名前はクエルフ・サイバー、いや格好よすぎない?


「クエルフってさ転生者.......だよね?」


「え?.......どうして分かったの?」


「やっぱり!俺こう言うの好きだからさ」


条夜、クエルフが理解できないよ。後僕も



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