第二話 異世界初の友達 2


「???」


「ちなみに転生前はどんな名前だったの?」


「この名前になる前は、確か.......エルゼト・フォン・クエトリート」


「え、3つ名!クエトリートってもしかして王国の名前とか?」


.......完全に波に乗り遅れた


「よく分かったね、貴族で次男だったんだよ」


「へー。良かったらさ一緒のパーティー組まない?」


「もちろんいいよ」


「魔法とかも教えてもらって良い?」


「魔法使えないの?」


「いや撃ち方が分かんないだけ」


「なるほど。じゃぁ明日ギルドに集合ってことで良いかな?」


「おけぃ」


「あ、うん」


そして僕らは雑用の依頼を受け、終えた後に宿に戻り寝た。


「よっしゃー今日は魔法の練習だー!」


「そうだね、撃てるようにならないと意味ないしね」


もちろん今日もレッサードラゴンのカリーを食べた。やっぱりおいしかった。


その後2人は待ち合わせのギルドへ向かった。


「お待たせー」


「その前に1つ依頼受けてきても良いかな?」


「いいよ、僕らも依頼受けてこようか?」


「終わり次第、西の森に集合ね」


「おけぃ」


「うん」


そして依頼を早く終えた2人は、西の森へ向かった。


「あっ2人とも遅いよー」


と、少し笑いながらクエルフが遠くから手を振っている。



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